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義母
(
はは
)
歌う コーラス隊の 打ち上げで 飛び交う笑い
吾
(
あ
)
はまだひよこ
16
デコポンを「当たり」のやつで
〆
(
シメ
)
たくて 売り出しのたび一個カゴに入れ
20
真夜中に演歌を聴いてしみじみと歌詞の世界の昭和を思う
12
新学期益々伸びる孫の足桜咲く度楽しみ増える
9
F
E
(
エフイー
)
で白黒写真撮りたいと思いつつ見ていたシビル・ウォー
7
物憂
(
ものう
)
にも午後の天気は聴くからに雨 雨 雨と止むに止まれず
8
とりあえずここをいったん城としておれは武将になれるやろうか
3
孫通う古き学び舎資金無く直すもならず統廃合へ
4
「さよなら」を伝える時の声色を練習したい雨音の中
6
古鳥眞 地に在ぬ貴方 遺せども 海馬に溶けた 戻る事なく
3
味付けは ケチャップだけの ナポリタン 母の味は 一生の思ひ出
22
朝
靄
(
もや
)
の花粉か黄砂か心
恐々
(
こわごわ
)
そっと庭に出タンポポを見る
6
もういいさヘリウムが心を溶かしきる前に かえろう おうちへかえろう
5
花散らし ふり
頻
(
し
)
く雨に
靑柳
(
あをやぎ
)
の いとど
萠
(
も
)
え
出
(
い
)
づふとし
草片
(
くさびら
)
9
ニャンコにも
ぱーそにゃるすぺーす
(
パーソナルスペース
)
ひつよう
(
必要
)
よ たまにかくれたり できるといいね
16
差し伸べる君の手の中 光あれ そこに
希望
(
みらい
)
が待っているから
16
開花する 桜群がる 雀の子 食べては踊る 花見日和に
5
誰でもが 最後は灰に なって行く ハイそれまでヨ〜 また逢う日まで
3
タレントは 人気商売 不祥事で 儚く消える 一瞬の夢
3
違和感は 五感で受けて 感じ取る 動物的な直感宝もの
4
君の吐く不意の「死にたい」を口ずさん でしまうしだけど春ですか
3
メモを書く「未配達」だと貼って置く怒ってるのに「お疲れ様」付け/夕刊・未留守電・ポスト
10
セルフレジ慣れたはいいが店員のお喋り見るとなにか解せない
30
君逢瀬 麗らかなるや 桜舞い ふと手をつなぎ 時は過ぎ行く
11
花開き花散りてなお花時雨 春は狂気の伴奏曲か
12
つつじより少し地味なるさつき花 堅気娘の矜持保てり
14
この春も約束果たす庭の木々花も膨らむ君を祝いて
13
「 春先は 退屈でしょう? 麗らかで 」 あの日の声は 誰であったか
13
春陽さす書斎の窓辺のアンテナが台湾よりのWSPRをとらふ
7
もう会わぬ そう決めたのに また君と 夢で密かに 再会す
夜半
(
よわ
)
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