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紛れなく北へ旅立つ白鳥か
V
字乱さずオホーツクへと
24
完璧主義は 自律神経に優しくない ゆるく生きよう 時にはサボリ
23
指先で心を吐いて傷を縫う 明日が怖い仲間にエールを
16
キミの為 四ツ葉を探し 幸せを あげた想いも ともに枯れはて
12
大丈夫 もう大丈夫 と繰り返す 魔法が呪いに変わらぬように
11
脚を切る 娘を救う唯一の手 錆びたノコギリ 親に斬れるか
5
へたくそな歌をうたっていたやつとそれだけ覚えていてくれ さ ら ば
3
入浴剤温浴効果強いやつ長湯する程寒い春の日
11
誕生日に家族揃うは幸せと笑む夫見れば我も幸せ /息子たちに感謝
22
孤独死をポジティブ思考してみたら片付けをするモチベーションに
18
哀しいかそんなにお前が哀しいか 動いてて居よ じっとして居よ
2
死んだんだ おまえも俺もこの
空
(
なか
)
で ごめんな、オジよ 親父はみれない
5
嗤
(
わら
)
うなよ 夢にも出ては見下して ころしたいのに、すべて飲み込む
6
酒に酔い おまえの代わりに
他女
(
ひと
)
を抱く 愛などなくて 虚しい男
7
塵に棄て 暗闇
還
(
もど
)
る 孤独路は 光見たから 何もみえない。
10
「愛」などと 綺麗事では割り切れぬ 毒か呪いの 人生模様
11
更新を忘れた免許 父親の顔はそのまま失効された
6
徒花の 残り僅かな人生に 乱れ咲くぜよ 桜花爛漫
10
大判焼き
(
おやき
)
食い 空の満月夜桜と 柿川流す 淡い思い出
11
幅跳びというより飛躍飛び越える歌が詠みたい見えないバーを
5
晩酌の
三百九十八円
(
さんきゅっぱ
)
のあん肝をつまみ餃子を片手間に焼く
7
家着けば追いかけっこがはじまってトムとジェリーはどっちが猫だ?
8
窓越しに 空見上げれば 満月の見えぬ卯月の 今宵の雨天
23
ゆくりかに果たされました逢瀬にはあらはれてゆく足が冷たい
4
我が国の戦果を伝えたラジオ塔 戦後静かに公園に立つ
13
明日から田植えはじまる水田に白く揺れるは春の夜の月
16
春の風 ビニール袋に詰め込んで かなしいときに すぅっと吸いたい
10
手に握る緑の光がいつの日かドームの森の一部となれば
4
色のない景色の向こうに繰り出せば花々の色やたら眩しく
21
混みすぎで ママもう無理と泣く子供 気の毒なりや 万博パニック
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