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ヨジャドルのモッパンみたいに綺麗には食べれぬ麺類飛び跳ねていく
3
ふきのとう ゆるゆる揺らす春の風掌で囲い守りたくなる
20
春と思いきや、花冷え長く続く寒い北カントリー
6
すがろうと掴んだ藁をよく見たら無数に刺さっていた五寸釘
5
遠くから近づいてくる人影はわたしだろうか なんだ、アリかよ
4
新しい悲しみをまた受け止めて 泣けるくらいが幸せかもね
6
そのへんの伊達男よりイカしてる桜の花をくわえたスズメ
15
白鳥になりてインパルス率いたらひと思いに飛びて私の空へ
/
まんまるだんこさん
15
芯に火をてんてんてんと灯されたよう春の芽はみな上を向く
8
実家から連れて帰った雪解けのズボンの泥は僕を励ます
28
開幕の大屋根リングは如何なりやオニオンリング膳に並べて
22
返信を待ちくたびれること三時間 振り向かせたい
吾
(
われ
)
サラリーマン
10
君からのラインがきてるポケットはコートがなくても温かなんだ
26
人け無い電車は時を乗せている次の駅まで春を運んで
24
散りてなお道を賑わす花びらが人のいく道示しているよう
9
花びらの絨毯みたいな舗道では名も知らぬ花すみに咲いてた
11
時計だけ動き続けるこの机 積もる灰色に書く名前は
10
気がつけば うたた寝をする 春の宵 心の温度 人肌になり
36
解像度の低い記憶を補正して僕の頭の中の
Photoshop
(
フォトショ
)
8
帰り道どれほど君を思えるか 心に浮かぶ澪標なの
8
海越えて旅する黄砂しんしんと 歓迎されぬ邪魔とばかりに
8
境内の空気は薄し潜まりて弥勒菩薩のわずかな微笑
10
桜にはつらい雨ゆえ
何故
(
なにゆえ
)
に散る花びらの愛おしきこと
10
園庭にまで聞こえくる歌声に唱和するごとチューリップ揺れ
16
味気ない真白の圧着はがき来て不測のことかと動悸止まらず
6
砂浜で真白の貝を拾ったらバキリと折れてまた砂に成る
7
私達分からなかった二人の形二匹の
鼬
(
いたち
)
袂を分かち
5
玉の緒の いのち短し 舵利かぬ 吉凶禍福 長閑やか願う
5
恋するとこころは弱くなりましてあなたの膝にもたれてる夢
6
信じ抜く道理は無いがその義理が2025年まで続いた
4
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