いよいよついに食い逃げ納め一審判決懲役懲二年って!/言った傍から食い逃げかよ!
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テーブルにキミが見ていた薄い本 ゆっくり開けてゆっくり閉じる
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長期にてインフレ飽きてどうなった?ドラゴンボール強さのランク
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取材受け戦争語る母の横顔かお 一瞬戻る女子学生に
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久々の飲み会で知ったことがある 意外と誰も僕を知らない
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Spotifyを使ってからは僕の耳 流行曲に侵されている
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昼休みシカトされてる岩澤の 視線を感じ話すのをやめ
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上司より高い定食頼めない たまにはひとり好きに食べたい
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この資格取れば採用確実だ 実務経験?そこ死角だわ
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見た夢のはなしをするとキミは言う それはあなたの性衝動よ
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この星に来れて良かった たくさんの大好きな人 短歌うたに出会えた
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金言も耳にて聞けばすぐ流る 字面じづらで読めば心に留とど
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今見てる 景色は世界の一滴で 見えないものに包まれし我
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太陽に 中指立てて みたくなる 暑さの盛り 午後の外勤
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日向夏のビールの泡の細かさの中で泳いでやっと息する/お疲れさまです!
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「かわいい」は ちょっと幼稚か 気になるも でもかわいいし やはりかわいい
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お飾りのギター 安いパンク お前をどつくのがいちばんのロック
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人生は喜劇コメディさ なにせ笑えるし シリアス過ぎると辛くなるだろ?
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十五時に君でない死を悼むため時間通りに君は焼かれる
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羽ばたいたきみを天使よ捕まえて屋上にまで戻してくれよ
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香典は愛ではないと知っている マクドナルドのくしゃくしゃの札
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約束を交わした小指は細すぎてきみの体を支えられない
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きみとキスした制服で飛び降りたきみの葬式会場へゆく
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どうやって救おう? 波に攫われた砂のお城の王子さまなら
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虫の鳴く夜はわたしのさみしさが少しは慰められていること
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目を閉じて 期待を寄せてる アナタには こうしてやろう 指弾き
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くだらなき 人の営み 是非なれど 非をもたらさんとす 蜻蛉に
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透き通る一等星越しの太陽は地面に着くなり陽炎と化す
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ろくでなし僕を形容する五文字簡潔であり適切である
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学生服鮮烈に夏無謬にも影に見えるはその後の暗喩
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