成功を したい気持ちは 皆同じ ゴールは決める 自分で決める
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人々が 清く正しく 美しく 生きようとする それで十分
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首が飛び 鬼が人喰う 漫画には 似ても似つかぬ 現代美学
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焦っても 落ちては来ない 幸運の 女神は今や 伝説となり
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爪を切る煩わしさに似た夜の眠れないまま過ぎゆく時間
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子は親を 離れてやっと 独り立ち 出来ない子には 不憫を感じ
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夜空では埋もれて見える星だけどきっとそれぞれ違う味する
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「優しい」は褒め言葉なのかどうなのか分からぬほどに弱ってる僕
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前髪に時間割くようになってから前より誰かと話すのが好き
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『行きなさいそしてお前のなすべきを』薄暮にふたつ残るティーカップ
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祭壇に煙る形而上の飛沫、淡色を得て満ちる日を待つ
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同じもの食べているのになぜだろう 君とのほうが美味しかったよ
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厳正な審査の結果この恋は真空パック保存に決まる
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秋の庭 青条揚羽あおすじあげは ただ一羽 見送り祈る つつがなくあれ
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水平線にはさわれない溯る手は神の子の記憶に泳ぐ
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ラーメンを食べたら痰が絡むのに咳払いすらできない今日だ
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嗚呼、まるで未来の私を見たみたい! 折れたラティスにひしゃげたパイプ
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陽が落ちる路地裏壁に住むネッシー 現場ではたらく、きみはクレーン
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ほんとうの恋などをしてみたかった 薄い布越しのきみを見ていた
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死ぬも面白し 生きるも重し
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働いて 結婚したいと 思うけど  知らない相手を 『好き』と言えない
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まぼろしの 夏の名残に 夜が潤み すべて嘘よと 蟋蟀こおろぎが鳴き
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『お前なら もっと良い人 見つかるよ』  お祈りメールを 意訳してみた
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『同じこと どうせ他社にも 言うんでしょ』 面倒くさいぞ 恋人だったら
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真夜中の自販機でコーラ買ったけど飲みほせないまま朝をむかえる
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好きなとこ 100個言えよと 命ずるは 消えゆく恋か 面接官か
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3回の 顔合わせだけで 人生を売る  見合い結婚と 就職活動
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それぞれが秘密を持てるがその代わり「ここまで言わなきゃわかんないのか」
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老いたよと笑う君との水割りは二人舐め合う度甘苦い
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ブルベ冬絶対そうだ気づいてよ 今すぐその髪黒に染めたい
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