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千年も眠る
蛹
(
さなぎ
)
の曇り窓 体温の透けるやわらかい鼓動
7
約束ごとを勝手に増やすきみが天使か悪魔かわからないまま手帳の空白だけが埋まっていく
3
世の道を 説くべき立場リーダーが 小石ごときに 足を取られる
6
開け放つ レースカーテンまですべて 気恥ずかしさは 春にまかせて
15
柔らかな空の青さに促され箪笥に眠る春を出すなど
22
爆弾が並ぶ画面と曇る空 ああもうだめだーー何もできない
4
漆月海遊館につづき辺獄牢をさす白蜉蝣帷子より躑躅
3
薬局で冷たいお水いただいて 春風にコートのリボンはためく
14
黒濡れのアスファルトから立ちのぼる蒸れた匂いが春を告げた
9
雨上がり 散歩に出ようか 迷う吾 桜はなくとも 春風は誘うよ
8
春うららお茶飲み眺める部屋中の 絵本とおもちゃ現実逃避
15
朝ご飯牛乳飲んでお揃いの 白いおヒゲの姉と弟
17
痛む首 抱えて過ごす 春の午後 童謡きいて 昔にかえる。
5
桜より 傘のチューリップ 先に咲き 今年の春は ガサツな奴だ
8
いくたびの けがこえたどり ついた初夏 投打を武器に夢 の舞台へ。
3
吹き荒ぶ春の嵐とかいう奴が私の髪を耕してくる
6
待たせる身のつらさを文字に置き換えて疾れ斜陽はまだ落ちぬので
5
陽の光 身体いっぱい 浴びた猫 抱いて吸いては 幸せな午後
9
もう2度と帰らないとは誓ったが 白銀を抱く 朝のシドニー
2
あ ああ ささ たたたた ららら。それだけを携帯打ちで積み上げていく
5
食細くあと一口がしんどくて梅入りごま塩振る朝の飯
14
あたたかな春の陽のなか立ち止まる 季節はたった二週間で逝く
7
雨音の 彼方に見える 幻影は 桜花びら 舞いし春
4
雨風も働きに出る家族
居
(
お
)
り ならば買い出し行かねばならぬと
16
前向きに 生きる証を 見せる為 家族養う 機械を整備
15
テイクオフ こちら砂粒離陸する 黄砂航空目指すは日本
8
雨が降る どこに落ちるか夢を見て ぽちゃり当たった 僕のおでこに
4
最善の 最たる敵は 善にあり そこそこ善いが 最も難儀
7
霧の中はだしの海でひとりきり波打ち際に涙のしるし
5
非暴力ガンジーに沁む夜のそこ 嵐の暴力雨戸をたたく
8
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