だんだんと日没時間が遅くなるなんだか少し得した気分
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日が伸びて『夕焼け小焼け』鳴りてなお明るき空に儚げな月
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冷えきった君と僕の関係は壊れた時計みたいに動かない
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声と音使い分けって難しいねぇママ聞いて電車の声よ
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君みたい風に揺れてるカモミールほほえみ香り僕を励ます
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デッサンの途中のような足場消え朝日をうけて歩道橋立つ
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夕暮れのフェアウェイ行く芝刈り機揮発していく六月夏日
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月だって隠れたくなる 頼まれた雲が手前を静かに過ぎる
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薫風は 長嶋翁を 天に呼び ディマジオやメイズ さぞ待ちたるや
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竹揺れる 和カフェの縁側 打ち合わせ 夕日が照らす 亀が気になる
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風渡る銀杏並木の緑葉に淡く差し来る夕茜色
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明(さや)かなる青空の午後 空っ風吸い 梅雨前の 休憩時間
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何もないさっぱりとした冷蔵庫 酢コレクションが唯一の華
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ねこってさ あとずさりなんて できました?? うちの猫(こ)ら たいそう器用に 後退(ずりずり)😹
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遺影から手術の痕を消した日よ また夏が来る 頼んでないのに
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息子(こ)らよりのウエッジウッドのマグカップ惜しみ飾りつ二十六年
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ダイエット励んでるのにむしろ増えヤケクソで食む天ぷら定食
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ふくらんだウィスカーパッドに秘められし 君の魅力に目が離せない
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突然に 腹が鳴るなり スイッチは どこにあるやら 呼び戻される
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夜に負けて君はライターにオレンジを灯して、消して、灯して、消して
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たぶん犬派なんだろうなリポストにいつもいいねをくれるあの人
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眼前の 夕日に向かいて 風を受く 白波は投げし 汝れは何ぞと
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風わたる けやき並木に 妻(きみ)を待つ 木の下影に 初夏を包みて
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歌詠めば自分のじかんを取りもどす町からはなれられない我は
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いつの日か 今の節目を 振り返り 是と言えるよう 力を尽くす
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バター餅 嗚呼憧れのバター餅 濃い濃い緑茶と さぞかし合はむ
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亡骸となりゆく白き虫の子に枯葉の揺籠作りて寝かす
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声を出し、荒城の月歌えしは、我が人生の思い出なりか
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黒柿の痕の残りし道を見て「これなに」と問ふ子に言葉をさがす
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読みさしの本をめくってゆくものは風ばかりですもういない僕
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