花冷えよ 逆バンジーで急上昇 春妖精の おもちゃやんウチ
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あなたとはただ話せればそれでいいコロナに裂かれ叶わない夢
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タイラーSteven Tylerの声聴き箸の手は停まる 熾火おきびにも似た歌よかぐは
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しゃーないなぁ ほめられちゃった またつくろ(笑)ねこ母一つ覚えのナス煮
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ナスうまい ポツリと君が言ったから 四月十日は‥あれ?ナスって季節シーズン
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いつの間に「普通」の中で生きている 婚姻届と二つの指輪
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木漏れ日に 溢れた道の 思い出を 一つ残らず 集めて歩く
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箱のまま押入れの中プラモデル 生きてるうちに組めるのだろうか
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「何故?」は人を生かすらし それなら「しらんけど」より 「なんでなん?」で行こう
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ひらひらと散りゆく花が今日もまた平和な日々を訴えかける
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たまたまとまるまるそれが僕のこの大事なとこにつけた名前よ
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花盛り 君は「綺麗」と 言う癖に そんな私を 明日は踏むのだ
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脱ぎすぎた 自分の殻を 捨てられず またも集めて 再度着なおす
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見合いして一目惚れした出会いからいい夫婦だと気づく日が来た
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「てか明日、地球最後の日だってさ」ハートに折られたメモを隣へ
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桜見て 去年はずっと泣いていた あの日を想い 切なく見上げる
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自転車を漕ぐ春雨が顔を打つ恋に笑ってただ浴びる雨
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この味がいいねと言ってくれる人 にはおらぬが サラダを作る
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何もかも 上手く行かない ひとりでは 乗り越えれない あの日の殻なか
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君が吐く綺麗な嘘に刻まれて僕はこの星で死ぬことにする
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結婚が「墓場」であれば今は何処? 君さえいたら どこでも幸せ
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影が薄い僕のあだ名は透明感 あなた のように汚れてみたい
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オムツとか 何でも買ってやれるのに 声かけれずにパチ屋に捨てる
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満ち足りぬ 欠片をいくつ 集めても できた形は どこか歪で
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本を売るための梱包 重すぎる君の思い出きれいに詰める
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なぶりたい あなたの薬指ゆびの その銀環リング 溶かしきるまで 舐め尽くしたい
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柔らかな日差しを浴びてすれ違うあの子のまぶた春のきらめき
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軒下できみと夏の日ラムネ味しゅわしゅわと弾ける甘さ
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歌詞にある「あなたの黒い電話帳」 あなたのスマホの私の番号は?
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なんとなく気まずい空気が流れ出す寡黙な息子と二人の夕餉
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