百年の恋も冷めたるあの人と会えぬ気持ちに未練残して
9
もとの根も傾くばかり椋鳥の葉末もさわに騒ぎつつあり
5
そうめんを茹でてもらって夏気分 めんつゆ良い子だ なんでも使える
20
「郵便局?(行くの?)」「うん、ちょっと手持ちブタさんで」「無沙汰んな(笑)」ユーモア(おふざけ)解する キミの良いとこ(笑)>でも手元不如意、のまちがいかもー😅
11
海外に行けないからね万博に何度も行くと床屋のおやじ
10
万博に何度行ったと聞かれたが行ったことなし行く気もしない
9
NISAして きづいたことは 不労所得。 ネズミ講︵無限連鎖講︶に さも似たり
15
目前に迫る梅雨入り 今朝漸(ようよ)う 蕾(つぼみ)膨らむ 我が月下美人
23
レアメタル 止められちゃって つくれない トランプ翁 チェスがへた︵たぶん︶
14
Utakata(うたかた)に 支えられての 百一首 これからもまた 続けたらんと
25
波に足浸しているみたいな音 てあの子言ってた曲聴く痛み
4
そうしつの うたをかさねて ここにきた きみもともだち あいよるたましいW /金曜パック 那智チャコキンキン
11
めいめいに 三十一音(さんじゅういちおん) 交わしたら カチカチのチョコ ゆっくり溶けた
10
着きおれば レンゲツツジが 出迎えぬ 枯れかけながら 鮮やかなりて
11
おなじ枝 さいたしらゆり 日がたてば つぼみでかれたり 満ちてうつむく
18
青天は胸のモヤモヤ吸い上げて雲で散らして流してくれる
22
加熱して辛(から)みが飛ぶのをいいことに期近(きぢか)わさびをうどんで煮込む
19
へーそうと いわれてわかる そのいみが ひょうげんの差は 感受性の差
11
田舎からケダモノひとり 呼ばれてもないのにヒトの群れ
4
ハルゼミの 奥にカッコウ ウグイスも この晩春に 吾(われ)も包まれ
17
検査室待合の角冷え冷えと 交わす言葉の 密かに沈み
19
珍しく早起き気持ちいい休み 二度寝しちゃって台無しなのよ
9
券売機 —カップルA↑俺↑外国人↑不倫カップルB ↑テロリスト
7
1/6の重さで駆け抜けて東の海に兎を探す
8
リビングで君がたてたるコーヒーの香り楽しむ午後のひととき
11
芍薬が静かに落ちた六月に君がたしかにいた夏探す
29
渡された万年筆のあたたかさ君の体温に心ときめく
23
暮れ泥(なず)む 町並みの西 雪解けの富士 朧(おぼろ)に見ゆる通勤路
20
朝イチで カーテン開けて 運試し 陽射しは大事 猫も私も
14
ブランコに 跨がり夜を 穿ちゆく この独り言は 星の独り占め
8