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パパの声 もう居ないのに…音声のメッセージまた 聞き返してる
15
早朝路地裏に咲く桜と梅同時に咲きて春近しかな
12
水玉が消えないと笑っていたら僕の瞳に染み付いていた
7
由緒ある竜の子孫の鳥と亀 方や喋りて方や黙して
10
声帯を持たない亀も鳥のよに囀ることができれば何を
16
きみは舞う崩れ始めたステージのさいごの幕が燃え落ちるまで
10
本日の気分晴れのち
交響曲
(
シンフォニー
)
、ときどき
D
J
大根おろし
9
開幕戦 勝利の余韻と心地良い疲れに溶ける街の夜景 /帰りの電車にて
16
逝きたいと 虚空を見つめ 願う
目覚め
(
あさ
)
3
幸薄き 定めの中の 幸せな 数は少なき 思い出集め
10
白鷺よ 優雅に川を 練り歩く
早春
(
はる
)
の川辺は ランウェイなり
13
乗り換えで面影探す無意識がやになっちゃうねもうすぐ春だ
14
明日思い 出るはため息 膿む傷の 流るる 血膿 たまりゆくのみ
5
夜な夜なの 泣きたき心 泪枯れ 苦しさだけが 溢れかえれリ
5
真夜中に ふと目が覚めて 思ふのは 今なら逝ける 迷うことなく
5
生まれたく なきて耐えたり 我が定め 歳重ねては
最期
(
おわり
)
を望む
6
雲ひとつ 無いあおぞらの 風情なき
6
見惚れるは 星屑詰めた 金平糖 伸ばす手止める 我が身の脂
9
立春の 川辺に集う 桜守
6
寒き日々 安否気になる 地域猫
10
赤き実の豊かなる枝に
鵯
(
ひよどり
)
ら集いて遊ぶ
朝
(
あした
)
楽しも
21
小綺麗な街の角にも心にもあなた現るべくもない吐息
15
死に際の
言葉
(
セリフ
)
をムダに考える 「ごめん、やっぱり 愛しています」
11
言の葉を 並べて謳えば楽になる そんな自分を 嫌いじゃないの
12
相談に乗れなくとも
短歌
(
うた
)
を通し 悩みや愚痴を 聞いてあげたい
25
豚こまとウインナいれて鍋風味 昼もスコーン お腹すいたよ
13
有毛な戦い挑む白髪にはまだまだ負けじ三面鏡
9
哀しくも嬉しくもなく涙出づ 乾きの泪は虚無の涕か
14
頬を刺す風かき消した春告る日差しを浴びて 今日、旅立つ
15
腹痛を逃れるために手を伸ばす 酒は麻薬と変わりなき罠
12
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