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頬肉をファンタで煮る
(
芋煮
)
ことなかれ じゃあバナナも挿入れて良いスか
4
生活をすべて記録しエクセルはきっともうすぐぼくよりもぼく
14
入浴剤『森の香り』を使うたび何か違うが言い表せない
34
おばちゃんの家に来るかい?学校で『他人の家に上がるな』と言う
21
よその子がまた遊ぼうと来てくれた友だちみたいそれが嬉しい
33
風物詩ご苦労なこってわんわんとねむりの浅き暴走族よ
20
大好きよ 振り向きざまに 貴女から 喜びすぎて 夢から覚めた
13
詠めばよいと教えてくれた薔薇さいおん論は今でも心の励み
17
洗面所シンクにわたしはまるくなる 約束などない海が待ってる
5
餌をねだる甘え上手なスズメたち雨にもめげず小首を傾げ
30
ハンマーで弾かれるようなかなしみは肋の奥でまだ名を持たない
9
母が常よそはよそでうちはうち 成りて今こそその意味を知る
7
球春はとっくのとうに過ぎたけど推しピッチャーはまだ出てこない
5
夕方の帰り支度の歩道橋濃い紫の影が伸びてく
6
昨夜のスーパーマーケット酒不足 米不足 保育園も不足
6
好きだって伝える決意はしたんです。 マジでほんとにしたんですけど、
9
ハッピーを君は歌った「幸せに いつかなれるよ」いつかっていつ
5
スーパーの鏡にうつる我を見て母生き写し生と死おもう
31
脳みそを隔てた先にある
現実
(
リアル
)
夢ですら私、幸せになれない
3
端折られた春に急かされ咲く花の 体感も狂う初夏三十度
6
幽霊の君が綺麗に笑うから生きる理由がなくなりそうだ
3
海を越え時を跨いで話すため 私の言葉に成れHelloたち
12
べたついた上司の話しに割く時間昼の月より必要なかろう
26
わたくしの切な事情をものとせず雨が降り出す朝七時半
24
何事も無き一日を
報
(
しら
)
せたる幼馴染のあることの幸
15
梅雨前に トマトの歌を 詠んだ君 私が一番苦手な 野菜
17
さよならは、また明日ねと永遠の二種類ありてどちらも始まり
23
行儀よく 並んで伸びる 草花に 明日の風向き 教えられたし
25
チビ猫を
抱
(
いだ
)
いて寝たい想い募り キャットタワーにいるのを なでくり(早く冬になーれ)
14
愛くるし歩くすずめの二本足夏草揺らし木の根の上へ
25
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