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作文も 書けぬ我が遺したい 生きた証と 君との愛を
12
友の手はダブルワークに荒れており 柚子のクリーム一緒に塗りぬ
8
花壇にも 降り積む淡雪 真白にて 赤きシクラメン 鮮血のごとく
3
ほどかれて一面に白い花咲かす鍋の季節がエノキの季節
9
ちゃんとした 人はゲームの中でさえ 規則正しいログイン 課金
5
この所会えず久しきお互いの生存証明ログイン履歴
6
アライグマ、レッサーパンダに囲まれし きのう布団を干した日のゆめ
6
不惑の身 不勉身に知り 買い求む 古文の講座 怠けを悔やみて
6
通勤路走りてマスク外したら 初めて外の冷たさを知る
9
免疫とは疫を免れる意味なれど時には暴るる「諸刃の剣」
3
大好きな人の家業はお寿司屋で 指から香る酢の香清らか
6
大寒にきりりと立ちて八朔の かおりに満ちる春をいただく
20
ぼちぼちと忘れておりぬ過去のこと いいことと言ふ私もいたり
5
孫作るチーズケーキの甘さには 珈琲だけでは消えぬ優しさ
5
軽トラを手離した日を後悔す ボランティアには要るものだから
4
「古希だって!信じられない」と言う人の 髪を結んだゴムのピンクよ
10
もうすぐさ 君が
裏切る
(
旅立つ
)
記念日だ そこは僕らの記念日だった
7
集まった同級生は皆肩に 乗っけておりぬ悲しみ痛み
11
名も知らぬ島に行きたし空と海区別の付かぬ絵のような
5
名も知らぬ隣の人のエアコンが唸り立てたる大寒の夜
14
時として狂言自殺を試みる 豆腐の角に頭をぶつけて
7
まよなかに世界のほんとに気づいたらラーメン食べよう ぜんぶ無視して
7
寒月の スポットライトを 浴びている 愚かさを きわ立たせる光り
13
かわらない君の揺蕩う自我の底YouTubeでも流して寝よう
6
ゴキブリに殺されたヒト、いや、刺されたヒトすら一人もいないのだが
2
自分より弱いかれらを怖いと言う人間がたくさんいて怖い
4
「怖いから殺しました」とたいていは殺す力のある側が言う
5
なんでもない今日も いつか懐かしむのかなぁ
3
貧困でクラスで私は持ってない今ハンドメイド一品を持つ
7
盗人
(
ラプター
)
の濡れ衣を着てなお子らを庇う小さな英雄の骸
5
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