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魚津
(
うおづ
)
駅 長いホームを持て余し 二両か四両の鈍行がゆく
6
階段を上がる音さえ軽やかで ときめき隠せぬ彼の足音
6
言ってやれ 多けりゃいいってものじゃない 俳句が短歌へ短歌がじゅげむへ
2
まっすぐな思いを込めて込めるほど理想からよれていく図柄
7
吹き込んだニトロを喰らいマフラーから雄叫びをあげ死地へと
疾
(
はし
)
る
3
美しき光の芸術眺む横 華奢な手先に目を奪われた
6
金沢城 光の芸術開かれり 二度見に行ったが奥は深いと
5
「きょう虚無だ」ぽつりと友がこぼす朝 なにかあったら頼っておいで
12
金沢駅 能登路のバスの待機列 あなたはどこへ?と老婆がたずねる
5
「
北陸
(
ほくりく
)
」のことばの響きは物寂し 「北」のしわざか「陸」のしわざか
3
値上がりかそもそもなのか知らぬまま蛍光灯の値札を見張る
10
昼下がりの高速バスでひと休み 気づけばそこは目的地なり
4
2限終え 急いでお店へ向かったが 10分の差で閉まってしまい
4
あっさりと
背徳感
(
はいとくかん
)
も 味わえる
夜中
(
よなか
)
、ラーメン 最高すぎる
7
かの山の羆はそろそろ寝た頃かとんと聞かない出没ニュース
10
AIも予想し尽せない運命 たぶんそこら辺にも転がりて
5
君の隣で笑ってる 君が撮ってくれた私 いちばん可愛い
6
積み上げど風が崩せり賽の石山となるのは何時になろうや
4
水面にて 揺れて微笑む星々を つなぎ合わせてモナリ座名付け
4
水切りの石は彼方へ跳ねてゆく底の深さも知らないままに
11
僕たちは所詮は土の器だと甘き土塊弄りあう夜
4
ざくざくと冷える両手で森林破壊 冬のシチューのブロッコリーになれ
5
彼女はいらないとか言うから 勝手に傷ついてる私がいて
10
「愛してる」 僕の言葉は 信じない i
は虚数と 君は言うのか
6
数学で 答え求める 君の癖 キスの仕方は 一つではないよ
6
僕が好きが 正しいならば 君を好き そんな数式 聞いたことない
3
ときめかぬものは捨てるが良いと聞き何も残らぬ六畳一間
40
包
(
くる
)
まりて起きるきっかけ探してる
冬桜
(
ふゆざくら
)
咲く朝の冷たき
13
母と観る相棒もまた格別か 亀ちゃん推しのお揃い母娘
10
秋という季節を肌で感じると君の優しい手に触れたくて
12
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