屋根裏の小窓に集い遠望す アイスとビール打ち上げ花火
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勉強を 一生懸命 したために 心失い 人間ドール
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目の前の 人と話して 触れてみよ 熱き血がを持つ 人間だから
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金のため 生活のため 働けば 無味乾燥の 会社人生
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ギスギスと 真面目な人が 働けば 機械のような 音がするだけ
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愛情が 失せた世界で 生きるより オンボロ小屋で 暮らす若者
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働いて お金をもらう それだけで 自立している わけでもないよ
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少しでも 助けることが できたなら それで十分 お互い様で
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一人では 生きてゆけない ものだから 助けられても いいんじゃないの
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人は皆 人に囲まれ 生きている 支えられたり 助けられたり
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蛙だって ウイルスだって 生きている 日々の仕事に 頑張りましょう
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カフェインを たくさん取って くらくらり 恋する感覚 とりもどしたいから
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いままでは 会いにいけた 月曜日 もう先生は帰っちゃうのね
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失うと知ってて私、手に入れた 盛夏の果てで枯れる向日葵
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いずこから 迷いて来たるカブトムシ 土産ひときれ スイカ渡さん  
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痛みさえ知らない僕は幼くも恋しか知らないだけなのだろう
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寄せて引く 潮は指先すり抜けて 寝息に遠い海鳴りを識り
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美しいきみの姿に憧れる ぼくの身体のひどい醜さ
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この爪を牡丹の色に染め上げて貴方の首を落としてやりたい
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にせもの。と 断罪するにはあまりにも容易いことだ きみのやさしさ
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悲しみが心の弦をはじくたび 新たな音が歌いはじめる
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憐れみを下さい 夜が明けたって 僕にはなんにもないんですから
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なんどきも ただやわらかくわらってる 君の心のおそろしいこと。
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何度でも光をのぞんでかなわずに からまる闇に引きずられてく
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どこか遠くに行きたいと言えば、ほら、壁紙を替えてもらえたりする
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我が子らと空を見上げてしみじみと父の魂蒼天に逝く 
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重力の違う部屋では美しい人24のショパンを弾いて
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羽化をしてさてこれからという顔で鳴きだすどれも晩年の蝉
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朝起きて君の寝顔を見たときの愛憎具合でわかるメンタル
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幸せを紡ぐ平日 その先に愛おしむべき休日がある
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