優劣をつけられ社会に出荷され 人も果実かじつもさほど変わらず
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花になれば日ごと感じる苦しさも 酸素に変えて吐き出せるだろうか
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ちま猫は ベッドでちんまりまっている ねこ母ハミガキ オフロに薬(さぁ寝るよ)
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人型の介助ロボットあぁいつか。地球の上にいること忘れ
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美しい鎖骨を持った後輩が二重手術をしたこと明かす
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自己中で 尊敬できない母だけど 心が弱ると 声が聞きたい
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ソリティアを楽しんでいた先輩が上司に見つかりマスク下で笑
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春が来た もうすぐ梅雨で 夏が来る 桜が散って 未来を想う
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新しい事をいつでも 始めたい 形にしたり ぼちぼちしたり
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物事を 抽象的に 見てたいし 具体的にも 考えてたい
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物価高 お得に安く 買いたいが 価値あるものには 対価もあって
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終わりさえよければいいなんて嘘嘘嘘嘘嘘にまみれてる遺書
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ゲームとか アニメみたいに 都合よく 行く訳ないし 行く時もある
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「集中力」 全然長く 持たなくて メリハリとかが 結構大事
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メタにでも とりあえずなら 見れるけど あえて俗世の 縛りに生きる
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アフリカの 水平線を 見てるよな ロマンティックな 冬の朝焼け
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夏油がさ 闇落ちしては ない事実 こんな所で 新たな救い
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散歩中すれ違うふわふわのいぬ、ほかほかごはんの炊けたかほり
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理屈しか 言わない雑魚を なぎ払い 己の道を 見つけて歩く
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「それはもう……恋だよ」「恋か?こんなにもドロドロしてて哀しいものが?」
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悲しみを乗り越えた先にあるものが 推しの死ならば世界よ滅びろ
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推しの名を一字一句 噛み締めて 出てくる言葉は「尊いの極み」
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死に際に輝く命もあるだろう 私の推しはそうじゃなかった
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酒飲み 貴女のことを 考える 貴女の全てが 酔いを早める
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時満ちてさつきの花が咲くように山が火を噴き大地は揺れる
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吾が先に読んだ小説 夫も読了 やっと語れる伏線あれこれ
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十年は続くひきこもり暮らしにアニバーサリー的な何かを
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青空から雫は落ちてこない天国にいる人はみな笑ってるからかな
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Utakataが いつしか真ん中センター 生活の 聴いて話して 落ち着く居場所
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忘れたの?(三回くらい言ったのに……。私のことに興味ないのね)
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