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夕空の雲は乙女で頬染める(
太陽
(
あなた
)
の色に染まっていくの)
2
深夜二時 ネオン輝く 街なみを 冷めた瞳で 見つめる黒猫
7
ぐつぐつと恋を煮込んでいったなら君のお皿に愛のせましょう
3
暗闇に 輝くネオン 目印に 繰り返される 浅い呼吸
4
また一人訃報を聞いて穴ぽかり涙雨落ち広がっていく
7
秋と待ち合わせしてたら冬が来た
3
愛は勝つ 昨今はまるで エゴは勝つ 晩秋に往く KAN何思う
9
駆け足で用事済ませて 追悼の思いにふたがれ 愛は勝つのに
13
ゴミ出ししか頼んでないんだ いい加減曜日を覚える気はないのかね
8
ひとり住む母の背中を見送れば丸く小さくおむすびに似て
11
運動会「おいなりさんがよかった」と言わずに食べたよ母のおにぎり
9
要らないと一切合切捨てたあといつもと同じわたしが残る
9
冷たい雨 芯まで冷えそな こんな日は キャベツスープであったまろうか
11
「来週末帰る」のLINEで 心持ちぱっと華やぐ
夫婦
(
ふたり
)
の食卓
18
天からの落とし物、雨、「ポツ」「カン」と 無音の滴楽器に変わる
5
一人にはもう慣れたのに 大人にはなれないまま
3
越えていく 雲も見えざる 万葉の 風に
雪崩
(
なだ
)
れる
紅葉
(
もみぢ
)
の峠
6
パッキンがヘタって垂れる水道と雨音繁し今はウェット
7
洗面所はときどき上階
(
うえ
)
の匂いして 焦げ臭い時 心配になる
5
きときとの バスは満員 坂道を 右にひだりに ゆれて頂上
/
除幕式
11
ミントンの和紅茶なんて大好きだ いま和紅茶が流行りとみえる
5
肌を刺す 冷たい風の 伝言は 気を引き締めて くじけるなよと
15
汗拭きのタオルハンカチ それほどは使わなくなり 有難き季節
6
失敗とされるベタ付くクリームを欲する者おり滑る指を持ち
10
久々に君に出会えたこんなにも切符小さく手のなか休む
5
ラブホテル。コンクリガラが山積みで育まれた愛解体される
4
幾年
(
いくとせ
)
も京都住まいにあこがれた母は今まだこの町にいる
9
切符買い改札に浮かぶ「ありがとうございました」の文字にほっこり
4
夜明けまで続く雨音下ろされた
帳
(
とばり
)
となりて黄泉に眠りぬ
3
不意打ちで 口づけ奪った罪と罰 一生かけて償いませう
6
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