ひるまにはうまく見えない空にある細かい穴を通る死ぬとき
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あのころは未来が無限だったから最小公倍数がなかった
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霧が立ちこめてしまって深い霧見えなくなって仇でさえも
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シロップと白桃にフォーク突き刺して 午前2時の秘密の茶会
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カーテンの隙間で揺れる白い影 静かに満ちる午後の寝室
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ビデオには幸せ『だった』頃があり無くした部屋で微笑んで泣く
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寝る場所が 寒さによって 変わる猫 布団に来ない 春の知らせ
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あのうめも このうめも名が あるけれど ただのうめとみる たにんみるみたいに
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ここに梅のかおりがきたね 坂の下 傘を杖にして母の言う
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死んでいるように生きてるアンデッド暗涙流す午前三時ミッドナイト
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裏切って 引いたくす玉当たったの? 「幸せ」云えよ でなきゃ許さん
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短期的に見れば毒のほうが救い まぁ毒なので 毒なんですけど
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東京か流石に遠いな生霊を 飛ばして行くか推しの祭典
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ただの板 理解わかってんだよでも欲しい 推しが印刷された板だし
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常夜灯ともして休む就寝時今日の私を捨てておやすみ
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センパイの姿が消えた校舎には新三年のキリッとした顔
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卒業の祝いの花を手渡せばあふれる涙に彼は俯向く
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唇と唇が触れ合うのでさえ拒みし君と 洗濯物干しつつ夏巡る
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潮騒も海風さえも口揃えささやくきみはただ一人だよ
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母親を施設に預け週末にポンコツ姉妹東京さいぐだ/ がんばれ膝!
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悲ばかりを抱きしめ走るこの道も宇宙そらから見れば幸福の道
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あの道の最果てまでも行き着けばこの世で逢えぬきみに駆け寄る
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一日を生きた奇跡よため息と懊悩だけも良しとするから
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桜待ち 季節の境で香る春 私の元にまだ春は来ず
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なるようになるさと言えることもまた勇気なのだと弥生の駅舎
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缶よりも自分で割って作るのが酔えるんだよなレモンサワーは/自家製ストロング
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春来ぬと目にはさやかに見えねども眼のかゆみにぞおどろかれぬる
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しらす干しお浸しの上乗せながら部活帰りの息子を案ず
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桜より くしゃみ鼻水花粉症 春を告げるよ マスクを付けなきゃ
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豆大福 とてもよきかな イソフラボン ねこ母 明日の朝食ソイジョイ( お大事に)
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