なるようになるさと言えることもまた勇気なのだと弥生の駅舎
38
缶よりも自分で割って作るのが酔えるんだよなレモンサワーは/自家製ストロング
8
春来ぬと目にはさやかに見えねども眼のかゆみにぞおどろかれぬる
7
しらす干しお浸しの上乗せながら部活帰りの息子を案ず
8
桜より くしゃみ鼻水花粉症 春を告げるよ マスクを付けなきゃ
4
豆大福 とてもよきかな イソフラボン ねこ母 明日の朝食ソイジョイ( お大事に)
15
ねこたちが きゅうにドタバタ げんいん原因は しゅりょうほんのう狩猟本能 すいっち・オンとか
15
腰痛と頭痛と微熱我慢して豆大福を買ってきたのだ
7
残雪は雨一番を吸い込みてにわかに春は引き寄せられる
24
夜の静寂しじま とばりが下りた 星空は なんと饒舌に 優雅を纏う
12
三月は仲良しの春だよ 無理やりに観覧車に乗せても怒らないで
6
ぱっちんと叩いた手に集まれ鯉 くれてやるこんな初恋なんて
6
無意識に浮かれてたんだ コンビニで桃スムージーなんて買ってさ
8
この夜が明けたら触れた指先もひとつ残らず忘れてあげる
4
白砂の建具の町に住むために退職金に課税をしておく
6
押されると低反発もできぬまま 優しくしても潰れてしまうの/「シュークリーム」
2
三度目も 入荷後行って買えぬ君 噛むとはみ出るクリームみたい/「シュークリーム」
3
香ばしく焼けて膨らむシュー生地に あなたの空気 詰めて食べたい/「シュークリーム」
5
カーテンの裾から入る陽だまりに顔が照らされ春で目覚める
25
焼き芋とわらび餅の売り声が 冬と春との狭間で躍る
28
姿イカフライ真実とめどなく詰められるとき折れてるだけ?
3
勤め終え三十余年の詩歌詠み 一つに纏めんと終日ひねもす睨む
14
なんとなく避けてた色や数字って きっと あの子が好きだったもの
6
カルディで買ってはいけない甘い罠 ハニーローステッドピーナッツでさら呑み
13
頭脳こころには 忘却という 便利機能あるのに 削除されぬ古傷トラウマ
25
古き良き 友と再会 久方の しばし語らい 今昔の笑み
11
ツナサンドかぶりついたらオイルまでマヨの塩気と昼のざわめき
9
デスクトップの 中にただ 酔うネオンテトラ パソコンゲームの ドット輝き
4
賃金を使う費やす国のため、「敵」を倒して「どうのつるぎ」買う
7
今日も君に 「愛してる」って 伝えたくて 夜空に月が 出るのを待ってる
7