何もかも要素が多くて仕方ない 宇宙の真似は君を救わぬ
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「おでんの具、三つだけ選ぶとしたら」 温めていた君との話題
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「おでん始めました」の八文字が出て 春夏秋は冬眠に入る
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眠れずにポストとバイク音がした手にした新聞少し冷たい
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胸の奥 鉛のような感覚が 私をえずかせ 言葉を吐かせる
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投げやりで 中途半端が 丁度いい  そう言い聞かせ 生きてきました
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魂と人の呼びたるものありき。呼ばれざりせば、あらざりしもの。
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「そんな色、男は嫌いだよ」うるせえ 誰がお前の為だって言った?
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帆を上げた 友の背中を 押したいと ただ酒を飲む これでいいかな?
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可愛いね その一言が 欲しいだけ あとはなんにも 要らないんだよ
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お前んち来る口実になるだろ?と置いてった本 ねぇ、まだあるよ
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流れてく 車窓に映る 僕の顔 笑えてるかな 現状確認
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飛ばないで隣にいてとパーカーの紐の蝶々解く摩擦熱
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こんな僕を照らす満月などない 目を細めて笑うような三日月
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夏の日の返せなかった落し物 まだ間に合うさと秋の風鈴
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何もなくただ日常が過ぎるだけ そんな歌さえあり有りや無しやと
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尊重の 時代で我ら のびのびと ハラスメントで 大人は萎縮
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ポテチを食いてぇ 食べたところで幸せになりやしないと分かってるのに
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君のこと 好きが余って 憎くなる そう思いだす 自分が憎い
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五と七の 三十一に 削り切り 捻りすぎては 共感呼べず
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22時 仕事終わって寝落ちして 夜中2時からかきこむディナー
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このたびも使ひ慣れたる杖突きてまた分け入らむ奥の細道
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八重葎やへむぐら繁れるかどの露けきにつきさし入るる夜ぞ楽しき
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戦争の国をフルカラーで写す 叫び・暴力・血・愛・絶望
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高校で同じクラスだった男子 結局名前覚えなかったな
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朝起きて午後の紅茶のミルクティー胃に流し込む 朝だが許せ
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段々と空気が冷えるようになり 夜のコンビニ 行かなくなった
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寂しいと思うことなく入院に馴染んでしまうことが寂しい
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切り取ると こうも景色が 変わるとは 詩に出会えて ほんとによかった
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飲みかけを 捨てずに残す 君の癖 私の気持ち 届かなかったな
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