恒例の解禁山女魚(やまめ)を狙う夫少なき釣果を受け入れ難く
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仰ぎやるデネブにベガにアルタイル 父の肩より見し夜は彼方
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遊べよと猫ABが揃い踏み右手ポンポン左グリグリ
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降りつづく雨の吼えるは水格子(傘をわすれたあなたの罪だ)
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絆創膏。どうぞと月の光から強さをもらう倉庫の片隅
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冷えている水羊羹を食べたって解決できぬ事もあるんだ
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願わくば 心涼しく 過ごしたい 猛暑やまない 空梅雨のころ
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「のきばって何?」って聞かれ分からない 親子笑ってささのはさらさ
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帰り道 匂いに誘われ 足止める 銀紙包み 懐かしの味
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左目で盗みみやはり書いてある顔に大きくこのボケナスと
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元カノの 友から届く メールには ミニひまわりが 笑顔に映える
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中庭に 佇む池の 蓮の葉に 蛙が二匹 空を眺めて
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ひさかたに会う友だちの長話うなづき聞いた時計横目に
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月初め 数字に追われ 夜も更けて 届いたメール 蛍の画像
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かつおぶしゴハンのよるは まんぞくげ ちま猫ちゃんは ねながら おどる(ヨイヨイ)
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自分ならモランのそばに寄り添って理解し合えるつもりでいる
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一ピース はめ込む度に 時忘れ 暑い夏の夜 ジグソーパズルで
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七夕を選んだように逝った友思い出包む真白きアナベル
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触れたことのない心臓を抱えて雨が降らない星でおやすみ
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かぎ針を無心で動かす指先にオフホワイトの涼しさこぼれ /レース編み
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小(ち)さき黄の蝶はフェイント楽しげにアカツメクサの野原舞いゆく
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妻は妻、夫(つま)の私物じゃないんだと理解(わか)らぬ夫(きみ)をバッサリ捨てた
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僕だけのものにしたいと困らせた 近くにいてもきみはきみなり
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寂寥の夜を泳いで着いた離島で 朝を迎える白い繭の中
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青春が制服を着て駆けてゆく下校時間の突然の雨
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突然の雷雨に襲われあちこちと蟻のごとくに散らばる人々
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忘れゆく日本の良さをユーチューブ台湾歌手が教えてくれる
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空白の手帳見ながらまだ私生きてるつもり笑止と言って
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サイゼリヤ ワインを片手に笑い合い 明日はお休みこれが幸せ
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今だってたった二文字が言えなくて 照れちゃう日もある新婚だもの
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