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そのころの 欠片で生きる 今もなお チャンネル止める 懐メロ特集
12
「竜の巣だ!」思わずドーラの真似をする 迫る雷雨と冒険の予感
9
今すぐに消えてしまいたい気持ちを抱えて生きるのとどちらが楽?
5
雨止んでふと乳房恋しく触れたやかんの冷たさよ
4
和
(
わ
)
ハッカの香り
清
(
すが
)
しきシャンプーで夏の
一日
(
ひとひ
)
を涼やかに
締
(
し
)
め
32
炎天に 舗装工事の老躯あり 足裏伝う 熱波の鼓動
17
焦げていく 砂糖みたいな恋ごころ 出てく涙で わたあめ作ろ
13
昼休みLINEに集う三姉妹 親とも友とも違うオアシス
31
アスファルト熱で煎られてカリカリの落ち葉踏むのに要した勇気は
19
傘立てにささったビニール傘三本誰にも見られずただ立っている
10
雷鳴が響く空から目を背け 急ぎ歩く雨傘の群れ
17
かんばせがやけに近いと思ったらあなたは少し背が低いんだね
9
うなづきも首を横にも振ることなくただじっと見る目玉が欲しい
7
ネバネバの食材 身体にとても良い レンチンオクラに今ハマり中(オクラ納豆も美味)
15
ふと混じるタメ口にまでときめいて馬鹿みたいきみ彼女いるのに
14
ナチス、叛ナチス絶滅戰争の弥果に冬曝の曠野 骨
10
戰世近づきある 旋風風とは鉤十字紋章にほかならず は
11
天皇制督父は鐡杖をもて支配せ り、なまぬるき革命の血褐の旗
12
國政――、鼠講商に穢れゆく時を緑黄色社會が謳ふ「萬歳」
11
シンジケヱトより國粋主義者を作らうよ「撃たれた総理は二度撃たる」
11
動けない愛しい君を閉じ込める瞳の中の幻の部屋
7
髪切る間 三重のめいぶつ 味とうざい コメダモーニング レクチャー二千二百︵円︶
12
カルガモの子を見守りて
翁
(
おきな
)
らは そっと布被せ 穴を塞ぎ
18
塩と砂糖を間違えたような対応をしてさ。その蝉は鳴けない。
4
夕立に追われて帰る労働の熱も疑問も対流してる
36
かれこれと こいちじかん鳴る かみなりも ついにふらずに にわにみずまく
24
夢のままいつか枯れると知ってさえこのまま生きてゆくしかないの
12
もう少し無邪気になれたら言えるかな 「貴方の様になりたい」なんて
7
ワンピース 紫色が 鮮やかで バイスサワーと 同化した君
20
鮮やかな マリーゴールド 軒下に 並んで咲いて 夏本番ね
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