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なまぬるい結露がどこかにきえてゆく はたしてそこに地獄はあるか
5
きみきらり どうか一等星のまま世界を愛して愛されていて
8
お雑煮もおからみ餅もお汁粉も正月過ぎても好きなら食べろ
4
快晴の並木を歩きふと見上げ葉裏に認める澄んだ緑よ
11
会場を知らせる葬儀の看板が知らない誰かを現世に戻す
4
蒟蒻を初めて作った人たちを想ってふるえる蒟蒻の子ら
6
特別なきもちを深く携える何でもない日の炊き込みご飯
9
強くなる手段選ばず爪に塗る接着剤は奏者の誇り
15
過去なんて黒い歴史は嫌だった戻れるならば消し去ってやろう
13
手のひらに何故と見つめて弾くトリル初めて「らしく」なるノクターン
13
美味しいか?それは何より。タバスコと君の小指は冷蔵庫の中。
4
駅ピアノ大円舞曲を弾いていた女子高生にびりびりと来る
19
うるわしや きらりと光る
(
はくはつ
)
白髪の 君に見蕩れて 段差につまずく
13
80
パーセントにコードを刺す夜の過剰な生活気味の我々
7
薄氷が割れるみたいに この指が瞳が示す先はただ、青
10
あの日から二十四日目「故障ばかりです」キミの返信届きぬ
8
ボリュームを上げていこうぜ蝦夷桜。野生味少し俺にわけてよ
19
つぶやきが皮膚の下まで裂いてくるこんな場面は何度もあった
14
甥
(
おい
)
っ
子
(
こ
)
の 5年と私、 親の5年は 違うスピード
7
正直に手を挙げなさい あまふりの脈を感じるフェチな野郎は
3
思いやり そんな物など持ってない 害する前に 消えよ目の前
7
白い眼が 血走りながら哭いている
悪鬼
(
おに
)
になろうが 空みて吠える
5
「さようなら」 聞きたくなくて ただ叫ぶ 夢なら覚めてよ 今すぐ覚めてよ
4
雨降る夜 窓打ち鳴らす
水奏者
(
すいそうしゃ
)
耳傾けた 刹那のメロディ
6
釣果なく山菜下げて帰る夫ビールの量はやはり変わらず
29
折り鶴がカサリと落ちる音ひとつ引き戸の指を引き留める朝
18
私らしく この
年齢
(
とし
)
になるとそれだけで 年相応とかピンとこなくて
14
じわじわと染みるざくろの酸っぱさは 我が身を巡る 涙も忘れ
10
スプーンの上でゼリーは回転し今夜の夢を甘く彩る
15
学校に 行ったら受ける 懲役刑 行かなかったら 待つ指示命令
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