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虫避けて 曲がるまがる 帰り道 夏の冒険 開幕の合図
8
朝ラッシュから解放されし 羽根を伸ばす少女達の 夏休み
20
私には寒すぎる設定温度 となりで君が寝てくれるよう
6
7月が やっと終わりに なる頃に こんな温度じゃ 8月地獄
6
正直に 生きてきました その結果 中古のパッソ 11万キロ
4
平和とか 友愛だとか いう割に 本音は違う 欲でドロドロ
3
軽くなる 心のキズと つらいコリ すっと楽になる ツボ医院まで
8
仕事上 怒鳴り続ける ことなんて ありえないよね 間違いだらけ
3
怒鳴り声 聴いて喜ぶ 人なんて あんまりいない 全然いない
4
嘘ばかり 言って大人を 騙したら 誰も話して くれなくなるよ
3
温暖化 呼称を変えた 方がいい 灼熱化とか どうでしょうか
5
ピンポンパン 畑にいても 聞こえるよ アラートですよ 早く帰れと
4
忽然と 現れたるは 夏衣 纏った富士の 不動の自信
9
省エネと クーラーつけぬ 懐かしい 時代はいずこ 今や脅迫
4
なんじゃこりゃ 三十九度と 予想する 天気予報も 冗談ですか
7
落日の 寺に
茜
(
あかね
)
差し 桔梗染む 行き交う人々 逆光に
滲
(
にじ
)
みおり
5
護るべきものは多いほど良くて なんだかんだで ねこ母・母性(のヒト)
15
冷蔵と外気のはざま荷をおろす眼鏡はずして行つたり来たり
9
ラーメンの大盛はやめどんぶりの底のコーンを最後まで食ふ
10
恋バナを聴いて欲しくて友達に「あのね、」と言って躊躇った
9
ピーマンに 群がるカメムシ発見し 朝の畑で 大量虐殺
19
50円それとも10分炎天下牛乳ひとつに悩まねばならぬ/
2
0
→
5
0
円差へ
16
ひとすじの ひこうき雲が 空に有る ベランダからでも 夏の香りを
24
上等なお菓子のように薄べたく柔く 日に日につもる悲しみ
11
差別ではない区別だと言う貴方をじきに 呑みこむ貴方を区分ける機械が
4
アゲハかと見紛うような黒トンボ束の間庭に翅を休める
35
いまここで眠れば走馬灯はそう 愛か呪いか恋多分恋。
7
ベランダの夜半 星の
間
(
ま
)
を縫い 一筋の
流星
(
りゅうせい
)
瞬
(
またた
)
く
間
(
ま
)
に消え
18
截然と白むアパート光る窓 プラネタリウムの向こう側へ
5
老いたれば風邪の治りも遅くなり五臓六腑にポカリがしみて/ねこ母様ありがとうございます
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