がつくる亡母ははに習いし南瓜煮を家人はスルー一人食む冬
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高校生正直でかいだけの小学生ケシバトとかまだ全然好きだし
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短歌とは波間に見つけた輝きを磨いて食し自分ともを知ること/お題「短歌とは」
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ぷかぷかと浮かぶ柚子らを手のひらにそっと包んで冬至の湯舟
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高校になっても男子は男子でさ小四みたいなことで揉めてる
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何しても「あなた」の連想ゲーム中カシオペア座に君を見たから
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俳句たちちょっと作りすぎちゃって選べないよ愛しい我が子
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575作ろうとして今気づく。季節に何も目を向けてない
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結婚に失敗したと言う君はそれでも前をひたすらに見る
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再会のかつての職場のマドンナはチーママになりなお妖艶に
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エンドレスエスカレーターどこまでも続き止まらず終わりが見えず/今朝の夢
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南瓜かぼちゃ煮る 普段のおかずと 母言いし されど気付かじ 今日は冬至と
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冬至り 完済知らせ 届きたり 長き戦い 終わるよろこび
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三役を終わらせ会を抜けし今日 肩は軽々スキップで帰る
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冬至来て 湯ぶねに浮かぶ柚子五つ 香り漂う 年の瀬迫る 
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大切の基準が傷や汚れなら私はきっとあの子の宝
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玄関に今日一日が透けて見えきっと大吉だったんだなあ
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テレビさんねんねしちゃったみたいだね。かあかもねんねあなたもねんね
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宝くじ 便利な時代 年末の 大きい夢も ネットで買える
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断捨離は頭の中にインプットなのにやらない(できないじゃなく)
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人の居ぬトイレタンクでちたちたと修理無料の借家の強み
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悔みおり空に輝く星月夜寒々しくて涙こぼれる
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働けどと言った啄木過ぎたのか濡れ手に泡と今も啄木
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ところがね子どもに童話を読み聞かせ赤ずきんが食べられるとこ
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寂しさの気持ち高まり涙する男のくせにと我が身責めたり
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綺麗事抜かして人物評をする苦労知らずのお前なんぞは
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意味なさず落ちてしまった大学の受験費用を散らして終えし
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銀杏の季節は過ぎてさて次はおせちが来るかと待ち遠しくて
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勃興期すぎたファッションストリート首から下げたチェーンが道に
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言い切れぬあいつが悪いという言葉世間の見方と家族は違う
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