鉛のよう 沈んじゃいたい 暗闇に 微睡まどろんで見る 昔の想い出
4
行ってみた けど閉まってた それでもね いつもと違う 道を歩いた
4
『大規模な太陽フレアあす七時から地球の磁場が乱れ始める』
5
少しだけ涙が出るがそれだけだ 明日は明日の花がほろびる
5
おそれてた ことが起こらなかったとき こんなにほっと するものなのか
2
人生を駆け抜けるように地下街で君に出会える朝七時半
5
「推しのいる生活」は建前 自分を見て欲しいのが透けてるから
1
時給1,500円の人魚姫手取り15万のティンカー・ベル
3
君との価値観の違い刻む秒針の音 春はもうすぐそこ
3
キッチンの闇ほがらかにかき回す即興丸出し死ね死ねソング
2
されどまだ 命を宿す 永遠の 目的があり 使命が存す
2
瞬間を 生きてるだけで 他になし 目的もなし 雲霞と同じ
2
死ぬことを 考えぬよう 熱中し 今を愛して 忘我を望む
2
人間は 真理を恐れ 逃げ回る 偶像求め 忘我を望む
1
永遠に 生きる機会を 恐れれば 虚無を抱きて 忘我を望む
1
永遠に 生きるつもりが ないために やけになったり あほになったり
2
愛せよと 永遠の国から 声がする 愛さなければ 永遠に耐えれず
1
永遠に 増える喜び 得るために 多少のことは 我慢するべし
2
永遠に 生きるのだから 幸せに 生きる心を 身につけないと
1
なにもかも 消えてなくなる この世なら 永遠の命に 賭けてみないか
1
植栽や並木に花芽見つけたら大きな春見に旅に出よう
4
すねよりもしないよりしたほがますだしたほうがましますだはげましのためすんなだするのだマスク、風邪だてんだべがそうでしょ
7
言葉にしなくていいのにわざわざ詩にするのは、たぶん、たぶん、たぶん
2
勉強って何に役立つんですか?受験ですかそうですか。世界平和
4
「コイって何?」と聞く四才児が恋するころには、もう君を忘れてる
3
哲学も詩ももう全部いらなくなったんだよ、もういらないんだよ
2
どんな環境でも不幸になれるのが人間らしさじゃないかな。まじめに。
2
東京に雪が降るって速報に 「なんで?こっちはいつもふるよね。」
5
お御足と買い物カート引き摺って 帰宅後吹雪、持ってるひとだ。
3
ざりざりと現実を食む ざりざりと気持ち削れてうつむく家路
3