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書き散らしうたい散らしてしまう時 花びらならば美しいのに
9
今日もまた 攻めくる敵と戦えど 永久に倒せぬラスボスどこに
5
時をかけ 積みしほこりも一瞬で 風に飛んだり吸い込まれたり
6
世の中はおかしな人が多すぎる 思う自分もたぶんおかしい
8
如月は雨のスタートでやや寒く 花粉予報に戦々恐々
12
ブランケット かけてうたた寝する夫
(
キミ
)
の 傍らポッコリ ねこもはいってる
9
氷上の熱き戦いカーリング見入ってしまって動けぬ休日
14
役立たぬこの手なれどもせめてもの思い巡らし節分会
7
ざわついて しまう病院 二文字に 心配よりも 祈り届けよ
3
霜が立つ 身の毛がよだつ 獣医師に 皆で震える マグニチュード
5
2
君を見て 泡立つ心臓ごぼごぼと 致死的重症不整脈だね
3
おかしいなさっき洗ったはずなのに洗濯たまるの速すぎないか
10
眠れないおはよう言わず食卓で 母が食事を完食する朝
8
戦地でも被災地にでもありなんと 涙の跡の見つかる寝顔
5
レッスンで「頑張りすぎない」言われたり 練習でなく弾き方につき
5
七十の手習いピアノ先生の 手は少し腫れ主婦の面影
7
脳トレに勤しむ母の検診で 誉められているその受け答え
7
食洗の音だけがする台所 昨日の鍋の残りも黙る
7
鳥の来てついばむ餌の散らばりて セキレイ動く庭の片隅
5
お料理は出汁で決まると知りながら 昆布も鰹も使わぬ料理
4
彼
(
か
)
の国のお偉き人は聞くだろか イムジン川飛ぶ鳥のさえずり
17
ふるさとの豆腐ちくわの穴の中 雪降る里が白く浮かびし
16
春近し春は香りからやって来て ちょっと隠れて私を見てる
6
ツキのなさ連続技で襲う朝 ドアの向こうは鮮烈青空
4
「飲み行こう」「いいよ、いつ行く?」 それっきり返事が来ない 三年くらい
7
信号の右と左でよーいドン 気を付けて行け一年男子
12
「うまいわね」リハビリ励みほめられる ほのかなあかり先ゆくみちに
11
老眼鏡見えない世界があることを 教えてくれた二つのレンズ
4
何もかも
高齢
(
とし
)
のせいにし手を抜きぬ 食欲だけは衰え知らず
13
帰る時ぎゅっと握ってくる母の手の温かいこと今更に知る
13
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