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物寂し 夏の終わりの遠花火 夜空の向こうに音だけ聞こゆ
18
夏空の二十日続きしが雷なりて三日続く雨めぐみとなれり
6
ハモられて、悲しい 同じ音程でもっと重なり合いたかったよ
5
空っぽの湯船にアヒルを浮かべては水と空気が違うと気付く
3
大ちょんぼ 一律十五︵パーセント︶じゃ なくなって まえの税率プラス十五︵パーセント︶か \せめて録音くらいとっておけ
9
空腹と胃痛を誤解してしまうことから硬くなった血管
3
カルバンクラインをCKと略してヴィトンをルイ・ヴィトンという人
4
郷愁が一色にする白黒とセピアとカラーのあった時代を
4
そのゆめで 意志 よくぼう 感情に 駆られ いっしょうけんめい いきていた。ふだんと無縁の
7
あの黄色の家ではみんなが眠っていて僕は
86km/h
、まだ着かない
4
傷つきたくないから近づかない、だから僕は石のように丸くはなれない
5
ノイズキャンセリングで蝉の声が死ぬ マーヴィン・ゲイが流れ始める
5
私を可哀想だと言うんだ 幸せになって欲しくないだけよ
4
お酒で赤い古傷を見る あなたを傷つけた全てを呪うよ
4
死にたいです 天国にはポメラニアンがいっぱいいて欲しいよなー
3
夏の朝鮮烈な光と一緒に消え去った明日見つからぬまま
6
「ココロ」のね 角をキレイに取ったらね 「Ↄ Ↄ 〇」っていう字になるんだよ
5
シャボン玉 眺めて心の角がとれ 映る世界もま〜るく見えて
10
クルマを買う。それは人間の愚かさと儚さを象徴する。
9
ひまわり狩りで持って帰ってきた花がテーブルを花粉まみれにする夏
5
くるくるとレンジで踊るマグカップ 見つめるつむじをぼんやり見てた
10
別にもう 会えなくたっていいからさ 思い出して泣いたりしてよね
5
終電に 間に合うよう走ってくれた 息切れが愛だったと気づいた
7
突然の雷雨に君がかけてくれた タオルで今は涙を拭いてる
5
いつの日か忘れられる日は来るのかな 君の住む街君といた夏
10
浴室にバケツを三個置いてある飲み水よりも流す方まで
17
おやすみの声のあとから唸りだすいかづちが来る鬼のまえぶれ
20
欲望が力まかせにからみつくこれはAIにはできないな/エレベーターにて
12
くちびる、をひらかなで書いてみたくなる夜ですそよ風吹いてます/先輩と会う
14
「飲みましょう」「会いたいですね」「素敵だよ」キミが言ってくれたらいいのに/葉月
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