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醜さを直視するのが怖いから手鏡はまだひび割れたまま
4
「愛してる」「ありがとう」また妻に言うALSの奇跡はまだか
4
あてもなく
彷徨
(
さまよ
)
い歩く夜の道 暗がりに融ける我が心身
3
初恋に再会したらもう不倫指切りをした頃は昔で
2
一日の弱音誰にも言い出せずトイレに吐けば吐いたで詰まる
6
銀行辞めて脱サラをする決心に女房が泣いたから定年
6
告げられず いつもいただく ミント味 こっそり願う 次はミルクで
9
銀色を水面に写す猫柳 僕を誘う春へ春へと
20
君の待つ春の便りか
遠近
(
おちこち
)
に氷割る音聞こえ来る午後
17
ねこはチョコたべられないから ちゅーるさん 明日を楽しみに待っておいでよ
12
暮れ残る空に寺院の鐘ひとつ 塔の上にて三日月の笑む
18
「そうですね」うなずきながらまた死んだわたしのなかのちいさなわたし
9
男でもお菓子作るよ ジェンダーとかなしに単に遊びたいだけ
9
夏のきみに花火の色を知らされていまはベテルギウスの赤色
5
去年から無人のホームこの場所を出るためにあと二年は通う
6
連名で渡す義理チョコ抜けられぬ むしろそっちの義理のチョコなり
20
現実を忘れるための劇場の幕が上がらず まだ現実のまま
6
禁断の夕飯前のラムレーズン 濃ゆさ甘さに私ほどける
17
とんかつにかぶりついたおばあちゃん 「これが私のクレ5-56」
7
君だけを 愛すと言った でもそれを 時の流れが 許さなかった
2
あの夏を 望み愛して 燃え尽きて 空はいつから こんなに褪せて
6
切なさを 積んで重ねて いつの日か 君のもとまで 届けばいいな
6
特売のチラシ 9の並びのために殺された1が財布にねむる
6
穴ばっか空いてる靴下の親指 半年前の会社の暴言
4
くだらない話で笑いあったり 喋らなくても気が楽だったり
8
ロスタイム 口づけ交わし
時間
(
とき
)
止まり 二人残して動き出すバス
5
「さようなら」君の言葉はフッ素だね ろくに物も食べれやしない
6
ベビーカー引く親子手繋ぎ歩く親子 それも幸せのかたちか
3
みちにとびだしたボールを投げるその人は 照れくさそうに振りかえった
4
晴れ空だけど胸は曇り 寂寥 ただにただ きみが恋しい
2
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