中央線いつもの車両遠足の小学生が鈴生りである
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名の知れた地元企業が身売りする栄枯盛衰いつの時代も
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曇天の月曜の朝重い空気を吹き飛ばす子どもたちの声
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薬指あなたとわたしの合言葉 おんなじ色になりたかったよ
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気力ない力が出ないしたくない頭も痛い精神力よぉ~
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タイル目地デッキブラシが折れてから見ぬふりすれば黒黴の園
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公園に あなたと描いた マルとバツ 何もなくても 何でもできる
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デニーズで糖質控えめランチする 何年ぶりだろ、ふたりの熱海
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早朝の 公園に集い 体操す ほとんどの人 高齢者
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半袖も汗ばむ初夏の夕涼み 惜しみなくゆるりと歩を運ぶ
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レアものの枕詞を覚えても 使わぬままに忘れてしまう
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公園の葉陰に三つ咲き初むる白の頭巾の山法師笑む
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悔恨を焚べた炎で打ち鍛え研いだ刃紋は凪いでいたから
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サバンナの母乳の成分表観れば果てなき夜泣き越えてみせよう
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生活の全ては人に教わった掴めるようにくだものを切る
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この部屋は蛸壺よりも広々で玉蜀黍とうもろこしの抜けた穴ほど
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目覚め良し小窓の外より聞こへくる鳥の声にて起こさるる朝
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菜園の 丸々太った新玉の シャリシャリ食感小気味よし 
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この日々があと数十年続くならここらであたし辞めちゃおうかな
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透明な水も乾けば垢の出るように不純だ愛も正義も
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こころの皺のひとつひとつに宿してる いつかのわたしの魂の破片かけら
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やっぱりさ、ずっと涼しくありたいね。きらめいた君の汗が一粒
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プリクラを撮る前ひいてたアイライン「可愛く映る」と私のために
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知っていて実用しない技もある花魁姿や十二単も
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生魚食べられなくても大人だし ひとりで暮らしていくんだね、春
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理容師も美容師もわたし無免許です見様見真似も気づけば腕前
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三つ編みにしたいから髪伸ばそうかな、リップの色はすこし暗めで
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青年は床屋選びに悩んでた「切らせて、失敗しないので」
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今まではどこでカットをしてただろう斜視をずいぶん気にしてた君
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ときめいて君住む町の駅に立つ迎え待ちつつ見る茜空
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