「元気でね、働けるのが一番よ」 入院患者口揃え言う
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あの日から増えた精神薬くすり 頼りにしつつ 減薬めざし日々を重ねる
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学生時 通い詰めたり ラーメン屋 葉桜の折 閉店を知る
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瓶の中ドロドロに溶けたアメ3つ 40年前もらった誕生日プレゼントたんプレ
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桜咲く下で死んでた西行を埋めたのが梶井基次郎です
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AIを使いこなす人 AIに操られる人 試される人類ヒト
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吐き出して 吐き出してもね 湧いてくる 君への思い 叶わぬ願い
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秒針よ君だけそんなに働いて電池給料は同じそれでいいのか?
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障子から差し込む朝日は優しくて「あと五分だけ…」と甘えてしまう
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百円で動くパンダの背に乗ってどこまでもどこまでもどこま・
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夜明け前 夢とうつつの境界でクジラが海を復元してる
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また力まかせに開けてあふれ出すHARIBOグミとか希望とか夢・
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おばけなんてないさうそさとうたってるあいつがほんとのおばけだなんて・
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帰りたいひとも帰りたくないひともみんな光になる、東京の
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江ノ島の空に海月が舞いきみはぼくを好きだと勘違いした・
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首都高速湾岸線ベイブリッジ付近でひかり集める天使・
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空欄をうめよ。710年に( だれかが月を見て泣いていた )・
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エンドレストーク放てる銃口に甘い桜桃ぎゅっとつめこむ
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量子力学で云えば人体はスカスカ  と言われても車に飛ばされれば死ぬ
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昨日の嵐で車道の花びらが流され今日は朝からの快晴
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ビールとはこんな味かと缶酎ハイばかり飲みゐる吾首傾ぐ
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君がゆう あなたの子じゃない 「さようなら」 君の宝だもの その子を愛す
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岩を噛み忘れない ひとへに流るる滾つ瀬の疾風怒涛の時代駆け 音ぞ絶えてもけしき忘れぬ命燃やしてた後姿を     
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花まつり天掻き曇り雨宿り神の試練と説く君が好き
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君だけが 彼女ママとの絆 繋いでた 別れて気づく 君の愛しさ
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トマト味 かわなきゃよかった なべのもと  あさひるばんと さんしょくたべる
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足掻こうと出来ないものは出来なくて宇宙真理エントロピーとチコちゃんで知る
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頼む綱忘れていたが戻る場所俯き見上げ花まつりかな
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見通せば美しかろと梅辛夷山茱萸桜うめ こぶし さんしゅゆ さくら見上ぐ水仙
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温もりを少しも忘れたくなくて 握った手の中 星ひとかけら
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