カップ麺 横目に見つつ グラノーラ フリーズドライのイチゴが美味い
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チリチリン バリバリ、ガラッ にゃんにゃーん ちま猫ちゃんの「とうじょ登場」のおと
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貝殻を踏みつつ歩く汀から鴎飛び立つ波立つ海へ
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牡蠣食へば蟹がなくなり兵庫知事 足りないものは革ジャンパーかな
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予想より家族の手をば借りられて終えた片付け少し嬉しく/排水管更新工事
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不安と罪悪をパラパラに焦がし炒めて感情が濃くなる/「焦」げてて乾「燥」してる
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恥じる事などない 君は美しい あの日確かに輝いていた/ パラで輝く選手達へ
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あなたとは泥沼で手を取り合える そこで見つけた花を愛せる
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もうずっときょうだいだったわれわれが今に出会っただけということ
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室温が31度を超えたから秋が来ようが冷房をつける
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帰り磯鵯いそひよどりの声聞けば暑さのとげも消えゆく心地
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わたしたち、踏みつぶされたあの日からきょうだいでいた 友だちだった
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話し足りないというのがなによりの友の証だ、きょうだいよ
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大きめのリカちゃんもどきの人形と幸せ芝居 懐かし遠い日
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傷のあるカードは私を知っている 右を選んで逃した終電
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昨日来た秋はどうやら気まぐれで今日はうちには来てないみたいで
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どきどきと 中途半端に 刻むのは 今日は晴天 君がいるから
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紅に ふと染まりゆく 夕焼けは 妙に悲しく 今日が浸る
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あの角にあった建物なんだっけ 更地になると人は忘れる
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秋めいてきたら 宇治まで行こうかな 京阪乗るひと おけいはんだよ
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いいなぁ宇治 ちょっと意外と近いじゃん!? たわむれに検索 乗り換え一回>宇治の大河展
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どうでもいい 時間はいずれ 過ぎてゆく なのに心は あの日のまま
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高いので米は買わないことにした パンに外食 よけい高いわ!
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オムライス ご飯がなくてパスタ入れ ナポリタン的なにかを作る
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今もまだ夏の香りを振りまいてメロンソーダを差し入れる君
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後輩の振る舞い誰も注意せぬでは許されるのか (多様性公平性包括性)
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朝起きて飛び立つ小鳥のさえずりが 唄う誰かの夢の残り香
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夏空に映えるかなとこ雲の下 走る稲妻大雨模様
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夏の夜に灯りに群がる虫たちを 獲る蝙蝠の影のゆらめき
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春すぎて芽吹きゆらめく桜の葉 穴開けしなび秋を知らせる
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