前に来たときはひとりひとり入れ一緒に浸かり湯の花は咲き
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石畳に付く足跡が向かうは黄泉路ではなく春の嵐へ
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風花とダッフルコートのおじさんが迎えてくれた奮発の宿
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半ドンの仕事早めに切り上げて家族積み込み一路湯の郷
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冬のみちいい感じの枝みつけたり石ひろったり葉っぱふんだり
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丸まりて炬燵の上に猫二匹小さき方から先に降りたり
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AIが人のかいなにあるうちに 手綱捌たづなさばきを吾も学ばん
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知己のない街で安否の確認を頼みし遠く輝ける日々
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AIの正体なんざ知らねども 追いすがらねばマズいとわかる
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ブラウザで画像生成AIのフローを見ては隔世の感
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神秘的君と星空見て語るどんな話も煌めきたりて
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逃げ腰の相撲は取るなと監督に言われて泣いたあの寒稽古
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海になりたい、海になれれば泣きそうな君を抱きとめられる気がして
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佇んで山茶花の咲く公園のベンチで二人話した記憶
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タヌ猫の ちいさいおべっど じつはねぇ ちま猫ちゃんの おさがりなんだよ(年下だけど)
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アドベント ろうそくひとつ灯りたる パイプオルガンの調べに癒され
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君がいない 冬から逃げた。 その先に 夏は来ないと 分かってるのに
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青天でイチョウの葉が際立った公園通り散歩の穴場
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ネタの無い日でも短歌を詠めるよう田舎風景まとめて撮った
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だるまさんどてところべば子が笑うかがくいさんの優しい魔法
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冗談といいつつもふと真顔にてねだってみせる様々のこと
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行きしなに脱いだコートのうらめしき師走初日の夕べに惑う
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のびるねこ脱いだコートに未読の本つぎの地層がいよいよソファか
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そうだったここは戦場なんだった君は敵で私を撃ち抜こうとねらっている
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董卓の遺骸の腹に穴穿ち 灯芯浸せば永く灯りて(こんな感じ?)
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創作三国志短歌とはいかなるか 読んでみたいが未だアップされをらず
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海浜のトイレでちんぽこ洗ふ児の砂はさらさら流れ落つ見ゆ
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肩の荷の重さ変わらぬ行き帰り徒歩10分のまちの図書館
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祈るように冷ご飯をあたためた わたしを大事に わたしを大事に
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バランスを取るのが少しムズくない? 残りしカレンダーぽかぽか陽気
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