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時折りに 家族の記憶 目に触れて 揺れる心の なきこともなし
18
どこまでも 平行線の かの人と 生活分ける 先見えぬ道
18
秒針の音に囚われ 振り向けば 君の面影 朧になり逝く
12
真っ白な 曇った空は 嫌だけど 真っ青な空も あまり好きじゃない
7
澄み渡る夕空に 上弦の月 梅雨入り前に眺む ベランダ
17
あの人に 気持ちを 短歌で伝えたい 熱い想いに 我サポートを
13
野辺に咲く薊あざとしいつの間に 指で触れなばチクリとぞ刺す
16
ぬか床をかきまぜた手に残りたる 何の匂いか祖母の匂いだ
18
おや今日は芒種一粒万倍日 買い物メモに書き足したクジ
21
スシローの番号札が嬉しくも
33
番テーブルになり
12
寺町の通学路にて何事か言ひ掛けむとする
汝
(
な
)
の吃音待つ
12
父と子と鮎釣る川に夕日映え銀鱗跳ねる流れはるかに
31
平日の朝に聞こゆる生活音
一日
(
ひとひ
)
の始まる合図となりて
30
いつの日か来ると覚悟の別れなむ いま沈みゆく『ひかり』の時代
13
大輪の 牡丹の花が鎮座する 狭き吾が庭牡丹園となり
19
みをたたれ いきよとしいられ いけばなは いきものとみるか どうぐとみるか
20
冷えきった 外気を部屋に 取り込んで ふかふかの布団 二重で眠る
7
おとしもの 印鑑さいしょで 財布 カギ 重要ものしか おとさぬ不思議
20
トランプ翁
T
A
C
O
︵タコ︶ とよばれて はらたてて 関税マシマシ 悪童のはて
14
死んだ目で社会ってやつはそんなとこ。仕方がないね。おつかれっした!
2
ふと覚めて トイレの為に 降りていく 吸い寄せられる 魅惑のキッチン
4
開け放つ 夜のからかぜ 身に染みる どうやらしばらく 暑くなるって
7
こめごきろ よんせんえん余 トーブでは 。食パンパスタも たべるからいいが
12
不安からなぜか画面に向かうより何でもない木を見る方が良い
8
一年ぶり会うまで忘れていたけれど嬉しい再会花火セットと
7
白いちご熟れた食べ頃見定める甘い香りと紅くなる種
26
つくりかた さらっとよんで てぎわよい 。うめのしろっぷ 去年つくったけ?
17
母の日にもらって使えず居りましたアロマウォーター枕に見る夢
20
虫さんを 外で見るのと 家のなか 同じ虫でも 怖さがちがう
10
落選もしない安全圏にいて中村悠一だけを見ている
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