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宍道湖に影する雲と松の木がひたすら続く山陰の冬
11
夕陽差し軒のつららは光得て垂れた雫の下には土筆
26
燦燦と 部屋に差し込む 茜色 まるで君の 瞳みたいで
7
昨日今日マステで仮につなぎ止め剥がれぬうちに迎えるあした
11
寝転がり床に射し入る陽だまりに手を伸ばしたら春つかまえて
27
誰だってたった一度の人生なのだ 人に優しく自分に甘く
24
靴下を左足から履く癖は魔法使いに成れるのだとか
10
まぶしげに アンモニャイトが ねんねして お腹ふくふく 静かな午後よ
22
2個買ったら
義母
(
はは
)
知らぬゆえ4個くれ スコーンまみれの週末となる
18
国際線あるいはタイムマシンだった
府内町
(
ふない
)
2丁目のミニシアターは
8
黒歴史 厨二病だと揶揄されど かつての憧れ いつ
何時
(
いつ
)
までも
10
陽光と風と貴方の眼差しが少し柔らかくなった気がする
13
唯一のわたしのこころの愛、だけは 誰も知らない、孤独にさせて
10
優しさの 残機は無限と 何故思う ゲームのライフも 有限なのに
9
黄昏の 燃える地平が目に滲むは 眩いからか いつかの記憶か
12
賢くはなっては
ゐ
(
い
)
ない ただ少し 興味ある知識が増えただけ
18
心労に 日々踊らされる この体 気づいた頃に
季節行事
(
イベント
)
も過ぎ
13
カフェの軒先若いスタッフが真剣にプレートランチを撮影してイイネで揺れる売上と夢を
9
うつってる じぶんみつけて ねこびっくり かがみのなかの かわいいおなかま
17
ノロわれてはなかったと見え 7時間 ふつうに寝れたわ 「きのう何食べた?」
17
この街にありふれていく雑踏はカルマを灯した赤い彗星
11
端的に 話す営業 有難き 島滞在を 暫し楽しむ
20
解約し区長に返金あつさりと一年間の闘いおわる/育成会今年度で解散
11
段ボール詰めた思い出ほどいたら新しい日々が始まる予感
21
この街で新しい風に吹かれる過去の殻を脱ぎ捨てる時
15
さよならと言えずに過ぎる町並みは遠ざかるほどに愛しくなる
20
通りたい「向こうまわれ」と投げられてモヤモヤ連れて帰る買い出し
20
「昔は」ではなくて「昔も」良かったと思える今はきっと幸せ
22
ドラマ好き
所詮
(
しょせん
)
ドラマは作り物 下手な
真実
(
うそ
)
よりよっぽどマシで
20
半ドアじゃないよね*風が誘っている*妻をこころに乗せてドライブ
10
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