スーパーの鏡にうつる我を見て母生き写し生と死おもう
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脳みそを隔てた先にある現実リアル 夢ですら私、幸せになれない
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端折られた春に急かされ咲く花の 体感も狂う初夏三十度
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幽霊の君が綺麗に笑うから生きる理由がなくなりそうだ
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海を越え時を跨いで話すため 私の言葉に成れHelloたち
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べたついた上司の話しに割く時間昼の月より必要なかろう
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わたくしの切な事情をものとせず雨が降り出す朝七時半
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何事も無き一日をしらせたる幼馴染のあることの幸
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梅雨前に トマトの歌を 詠んだ君 私が一番苦手な 野菜
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さよならは、また明日ねと永遠の二種類ありてどちらも始まり
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行儀よく 並んで伸びる 草花に 明日の風向き 教えられたし
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チビ猫をいだいて寝たい想い募り キャットタワーにいるのを なでくり(早く冬になーれ)
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愛くるし歩くすずめの二本足夏草揺らし木の根の上へ
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宵闇に古物求めてとぶらはば檸檬かをるなり二条寺町
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ひとつずつ角をなぞって見失うトライアングル次はお前だ
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誘拐犯さんは犬の歯磨き粉の私のやつはパンケーキ味で、
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ひまわりの絵を見たその日いくつもの人が忘れて夜に眠った
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そういえば久しく開ける窓でした。救いではない笑みのまぶしさ
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手のひらにおさまるほどの紫陽花が青を深める 今日は梅雨入り
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気付かないフリをするにはあまりにも貴方の瞳が輝きすぎて
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夕まぐれ声響かせて時鳥ホトトギス 住宅街に夜を呼び寄せ
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午前中二時間じゃがいも収穫で芋らも吾も午後は陰干し
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講義中素晴らしい短歌思いつく休み時間には忘れてて 乙
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こだわりの本棚整理 気まぐれに「百草丸」を並べて眺む
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孫達は 両親ばあばが 買わないよ その一言で じいじに甘え
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ねえ遊ぼねえ遊ぼうよとせがむ君手を引く強さの心地よきかな
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飼い犬がはしゃぎ回って喜んでいつになるやら散歩の帰り
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「人生の最後に◯をしてみたい」 またですかいな母はなが生き
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切るだけのサラダはトマト新玉ねぎしんたまで せめておめかしガラスの皿で
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床板に寝転び 夢を見る如く 時おり片足ピクリとす猫
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