君がそう ここから這い出せるのならば 僕は進んで踏みにじられよう
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狭い傘、あの日の空、付けた傷 全ての青さが津波のように
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寂しさを宝石にして売っています 深い青はこうして生まれます
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真実にたどり着いたとしてもだよ もう遅いのよ、名探偵君?
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死んだ夜に泣かないでよ嘘くさい私のことを知らないくせに
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歌にして綴る気持ちをゴミ箱へ よくある話と君は違う
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あなたから 何かを搾取できるほど お姫様には生まれてないので
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「おやすみ」が光の海に放たれて 届かなくてもいいよ、おやすみ
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大丈夫 日付は変わりましたので思う存分泣いてください
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この呼吸いきが少し重たくなる前にミルク色の夢に飛び込んで
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三拍子の歌の不安定性が心を多分に震わせる秋
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ガラス越しの街の静けさの対比とし空中庭園の騒がしさ
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全てが水溶性なら この世界海に沈めて海と太陽
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前向きに 考えられぬ 日はそっと 心の汗を かかせてあげて
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ホームレスみたいに冬をうたいたい月と誇りと自由の心で
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こおろぎのオレが籠から水槽に籠をしずめる俺を見ている
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人生を頑張りたくないことに気付いてしまい困っている
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ああ それでも母親かと言われるようなことをしており満足している
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彼のとおんなじ色はありますか 静かに並ぶ石は寝ている
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雨が過ぎ花を落とした金木犀 地面にそそいだ金の星屑
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野分去りしじまの中に目は覚めるあなたは未だ眠りの中に
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月光を浴びると溶けて海になるそんな寂しさならばもらうよ
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こんな日は 手を洗うしかしようがない 古びたタオルも乾きやしない
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教科書の三割ほどもやらぬ師がまいとし李徴トラを世間にはなつ
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冷たさが私の肌を切り裂いた まっさらな部屋明かりはつかぬ
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酩酊のあなたそれでもはっきりと私を呼ぶねこのひとでなし
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あらし過ぎ灰色雲が青空に犬の尻尾がリズムを刻む
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みずうみの深さは誰にも明かさない沈めた石の色も見せない
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好きなのに 嫌いになろうと してる俺 その倍辛く 苦しい心
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体操着 胸の膨らみ 恥ずかしく 友に隠れて 教室を出る
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