クレヨンで描いた黒い気持ちなら水彩の言葉弾くよはじく
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静けさが心地いいのと言うあなた私はあくびの午前2時半
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待ってろよ 今すぐお前のとこに行く 夢で逢えたら、なんて言うなよ
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生まれ変わる方法未だ見つからず 資源ごみにもなれない僕ら
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貰えたと喜び勇むこともなくひとり静かに路を往く人よ
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ぼくたちはスーパーマンにはなれなくて何者でもなくそれでも生きて
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燃えるゴミ 捨てそこねてる間にも 還れ土へと呼ばわれており
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アンダンテ・ソステヌートできかせてよこの世をのがれるための呪文を
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おそろいのものを食してみたかったカルディなんてないこの町で
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教室の窓の外では致死量の夏に生徒が殺されている
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たのまずよ夏のなぎさの砂に書く人のこころの波に消ぬべく
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アレクサがストップ無視をしてる理由わけ鳴いているのは本物の蝉
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立つ煙 眼に浮かべても見えなくなる 空登る合図こればかり愛す
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いもを煮てくるるをとこを婿とせよかみながき子よなつのをとめよ
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ペン持ちてテキスト開いてみるものの慣れない数式また後回し
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なつかしきなつのひぐれのマドリガルをどるをとめのくるぶししろく
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脱衣所の鏡に映る肉体が汚く見えて眼鏡を外す
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またしてもゴミをすてられなかったよ! でも大丈夫! 明々後日すてる!
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「キンコンカーン」梅雨空のもとホールインワンゴルフ広場のベンチに座りて
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あさ夢で魚さばいてくれたひとほんとは売りさばくほうのひと
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あの頃にこんがらがった糸がふとほどけるようなそんな瞬間
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パラプリュイくちずさむまち雨ふればいろとりどりに花ひらく傘
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玉蜀黍とうきびかひごの芯を染め上げて朝餉の卓に陽だまりの咲く
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真っ正面高圧線をデッサンし幻の富士背景にしつつ
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君と僕世界は2人で作られた 今かじるのはあの日のリンゴ
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背をなぞる 恋によく似た形したあなたの何か私にわけて
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この香りがする度あなたを思い出すもう捨てたのにね、どうして分かるの
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「音楽がなければ生きていけない」じゃないんだ音楽に生きているのさ
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何もかも全て洗って天日干しかかってきなよ私は無敵さ
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真夜中の傍迷惑な洗濯機世界は回る君がいなくても
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