淘田士郎  フォロー 0 フォロワー 0 投稿数 82

人間の心なんかは単純だなんてのたまう本が嫌いだ 

空間のすべてを私が握るときそれは世界をつくる前触れ 

待ち焦がれ君の姿を描きつつ早く早くと回れよ秒針 

歌声と世界を持って輝いたあなたはまさにちりぬるをわか 

トイレとは便意がなくとも行きたいの。いや狭いけど無限の宇宙 

わたくしはウォシュレット設置を義務付けます。反対?うるせえ痔になってみろや 

目を閉じると瞳閉じるはちがうもの?まぁわかってて言ってんだけどさ 

缶チューハイストロングゼロ飲みながら「俺何やってんだろ」いつもの毎日 

くちびるの感触だけがかさついて外の雨音強く聞こえる 

人間はストレスフリーつまりゼロになると死ぬって本当だって 

大丈夫安心してよ嘘だから狭い部屋探し路傍の花で 

青春っていつまでだろって考えて「ずっと青春」って胸を張れます 

イヤホンの奥から聞こえる嘘だけが青春の穴をうめていたよな 

暗闇の中にちらちら見えるのはノイズと嘘とぼくの心拍 

突然のシャッターの中僕たちはフラッシュの中だけ恋をしたんだ 

ひとつだけ最後にきみに問いかける「星ってどんな味なんだろね?」 

呼応して指の先から伝わるはあなたが求める甘美な戯れ 

お花見にギター持ってくるやつと友達になんてなれやしない 

うたかたの、あぁ泡沫ってかくのかぁ、うたかたの、かっこいいから歌にしたかったのに 

「おれってさどれだけ食べても太らない」なんてあなたがルームランナー 

嘘が舞う夜道に一人佇んで「嘘なんでしょ?」とくうは知らんぷり 

酔って乗る埼京線の傍らでいつもの景色がぼやけて嘘で 

自分にしかできないことってあるじゃない?気づいてないだけだから探そう 

あなたまで30m10mあと1mああなんて長い 

卒業式スーツ姿の知らないあなた素敵と思って証書をギュッと 

トイレとは一畳にだっての満たないはずの宇宙と呼べる素敵な広がり 

出会うため幾度と幾度と転生したの今出会えたねちょうど100億年 

はりついたセーラー服のスカートがももに絡んでもう夏が来る 

通り過ぎ終点まで来て駅員が「終点ですよ」うるさいうるさい 

イヤホンを詰め込んだ耳あなたには私の言葉は届きやしない