Utakata
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淘田士郎
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酔うほど呑んじゃあいないはずだけど 光ちらつく3秒間
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透明なんですだからもう放っておいてはくれませんか
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「サクラチルお祈り申し上げてます」ああ字面だけなら風流じゃないか
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朝もやけ 気持ちよさげに背伸びして 背筋がつる ああもうなんだか…
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「世界一安い言葉」といわれたら 「愛している」だと答えるのでしょう
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空気がそよいで そらへと舞って 結局同じ空気を吸ってる
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インクジェットプリンターって 中に写実画家ひとりいるよ
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生きてるだけで丸もうけ って 成功者からの「お言葉」としか
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この音は あなたが奏でる音だから あなたそのものとして入ってくる
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息をしてても しぬんだよ
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うるさいうるさいうるさいうるさい 僕の中に入ってくるな
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信号が 一面青に変わるとき 許されてると思うんだよなぁ
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世界との境界線があるならば それはきっと あなたの中だけ
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間違って 消したテキストファイルこそ 私の最高傑作だったの
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「しんだらさ やっぱなんにも 感じないかな?」「わからないけど それもありかな」
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「はいどーもー」 真似っ子真似事絵空事 テレビの中は嘘を煮詰める
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肉体があるからきっと辛いんだ 切っても切っても 出るは赤雫
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枕元 読まない本の中に眠る ふしぎな世界と出会わずじまい
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愛してる ということは 悪であろうとも 抱きしめられるということなんだよ
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知らないよって 言ったじゃん
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残り香を抱いて眠ります なんて ちょっと都合が良すぎませんか?
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カシュッ ゴクッ ゴクッ ゴクッ ッ プハー 別にこのために生きてるわけじゃない
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お風呂でさ 目を閉じてちょっと脱力してみ どこまでが自分?わからなくなる
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広がる温度が心地良いからあなたの隣りにいるのです
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キラキラと嘘をつく君を見つめながらその首元をそっと締め付ける
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やめたはずなのに指が覚えてるああ僕はずっと無意識のままに
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ただのいたっきれからつくったぼくの声帯が六つ震えて泣いて
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闇の底仄暗い中見つけるはどうしょうもないほどの黒と血の色
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嫉妬するたびに嫉妬をする君が嫉妬されてる実の幸せ
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違和感を感じてしまう時の流れが僕の右側を埋め尽くしていく
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