Utakata
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もず
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最近短歌始めました
一もなくその四半すら最早なく何も残らぬ抜け殻ひとつ
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貰えたと喜び勇むこともなくひとり静かに路を往く人よ
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ぼくたちはスーパーマンにはなれなくて何者でもなくそれでも生きて
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浮き彫りになったあばらのみぐるしさなんの許しを乞うというのか
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呼吸から出来なくなって幾星霜まるで生きてるかさぶたのよう
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肺を出る煙がふわり霧散した体痛めつけたい夢想
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珍しくエナジードリンク飲む君は押し間違えたと空笑いして
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いざ君が振り向かないと解るからはろーはろーと声が枯れても
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春過ぎて君のせいより夏のせい飲みこむ唾と手に滲む汗
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あの人の隣にいたい横顔を眺めるだけでまた日が暮れる
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ぽたぽたと雫の落ちる栓を止め僕の気持ちもこうできたらなぁ
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指の皮何度むけても同じ紋少しまともになれやしないか
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君のため巡り巡って僕のため優しさという殻を売っては
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