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空広し 羽を広げて 悠々と
一時
(
いっとき
)
でもいい 鳥になれたら
10
蜂の巣を落とし平穏の窓辺に微睡んでいる連休の午後
12
あの人を嫌いになれば気が楽になれると思うが嫌いになれない
8
日にち経て 怒り悲しみ なだめつつ 忘れるもんか 時薬なれ
9
灰色に染まり始めた後頭部 食べたくなった里芋の煮物
5
しゃがみ込み 揺らすナズナの 共鳴りに 色を歌うは 名も知らぬ鳥
10
考えることをやめてはいけないよ そう言って君は冬になった
4
「真夏日」と告げるキャスターの肩口に
炎帝
(
えんてい
)
の
双眸
(
そうぼう
)
を見た
11
子に願う 厳しき
時世
(
じせい
)
の 鯉のぼり
逆風
(
ぎゃくふう
)
浴びて 高く
昇
(
のぼ
)
れと
11
連れ立った用水路脇の帰り道浅い水底かつては無き藻
7
懐かしの水飲み水栓ひねる向き前か後ろかあえなくずぶ濡れ
9
孫ら去り静かになった食卓に残り物食む二人無口で
36
五月晴れ やっと洗ったマフラーが そよそよ揺れて風を知らせる
17
ディナーにて少々飲むので 空きっ腹 よくないと思いカップ焼きそば
9
父さんが星になった日泣かないで喪主の挨拶するぞも泣いて
3
連休の 出社は体 堪えたり 休日外に 出られざる身よ
3
長旅はいかばかりか 「ただいま」のひと言残して眠りこける
息子
(
こ
)
13
窓側の あの子の眼鏡の 奥覗く どうか琴線に 触れさせてくれ
11
連休が意味を持たない私でも人をくぐってコンビニのレジ
22
夕焼けが伸ばす子どもの影ぼうし 無事に家まで運んでおくれ
19
ねぇママは遊んでいるのじゃありません 洗濯物を荒らす息子よ
16
立夏やてェ? そんなんぜったい嘘やんか~ 今葉月やろ? 葉月やゆうてぇ…
10
かねてあるあやめも今朝は露となり けだし子らの手には紫
11
こんにちはお元気ですか 私は今ブルーライトを浴びております
5
青空に不意の
東風
(
こち
)
吹き黒揚羽 また逢うたなと貴婦人ぞ笑む
11
きみははたして愛された犬であっただろうか わたしの愛は足りていたろうか
9
ひのひかり 朝顔のつる 柿の木の下 かつての犬の面影がある
8
半袖で立夏の午前が過ぎていく 七月八月何を着れるか
14
空降りて山降りて森降りて 風 われの足首撫でてをりたり
10
お天道様「加算[発光]」の出ずる 富士「比較[喑]」のかかとあたり
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