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五線譜
(
ごせんふ
)
に 自身の
鮮血
(
せんけつ
)
散らせれば 奏でるワルツは 生きた
証
(
あかし
)
4
ペンキ塗る校長せんせはニコニコと子供の手を取りくるくる回り
15
秋空の 青と白とに 刺さりたる
常磐緑
(
ときわみどり
)
の
松葉鮮
(
まつばあざ
)
やか
19
私の言う人生かけた告白をふーんで済ませる母よ 助かる
20
あの頃に思い描いた大人とは程遠いけどホームへ向かう
19
なんとなくわたしが少し凍ってて うまく巡らず歌にもならず
24
暗くて静かな闇それを楽しみ私本の中におちた
8
生きる意味 若気の至りが苦しめる あぁ青臭き 駄々をこねて
6
人が言う三十路になると肉よりも魚が好きになるは嘘です
19
味噌汁の味見ひと口「はぁ
♡
」となる夕餉支度のお約束
23
夕方のニュース見てたら容疑者の名前が俺と一文字違い
14
真っ昼間知らない街で自分より怪しい人に警戒された
14
バイト先女だらけの時間帯何事もなく無事でなにより
9
キスをして愛を確認する二人俺が見ててもやめないでいる
9
思考糸
(
しこういと
)
編んでも編んでも終わらない 絡んだ糸も 私でありたい
8
耳の奥 コオロギが鳴く 講習会 講師の声も 耳鳴りの中
6
梅ぶっかけうどんを茹でてくれました 食後はりんご半分 よく噛んで(明日、大腸内視鏡検査日)
17
楕円形 京都の古き メロンパン 白あん入りで 優しさ溢れ
26
ゆっくりと坂を登って振り返る猫が一匹あくびをしている
12
これでもか 嫌悪の
塗布薬
(
とふやく
)
皮膚にぬり 死ねよ消えろよ 安心の毒
5
インディアン この一言が 聞きたくて 自由軒で 食すはカレー/難波いったら食べたくなる味です( ´艸`)
19
普段なら 家庭で出ない ポトフだが カフェで食べると 優しいごちそう
21
窓際で 資料作りし 雨かなと 耳を澄ますと ベーコン焼く音
26
別れては過去に縋った花は今未来を見てる色鮮やかに
7
橙
(
だいだい
)
の小さき花から漂う
香
(
か
)
その
芳
(
かぐわ
)
しさに胸膨らませ
18
追ひ風の運びぬ金木犀の香 疲れし脳の癒やしなる宵
27
かまくらの隙間を指でなぞり見る猫の欠伸と回鍋肉
6
始まればあと数日で終わりよと逆に悟りをひらけぬものか/痛い
5
何かから逃れるように貪るはスーパーで買う二個入りおはぎ
11
湯船から 見上げた時の天窓に 吸い寄せられて 星になりたい
10
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