リポビタンぐっと呷り飲み干すが気休め程度のエナジーチャージ
15
ポニーのね名前が同じひろしだとはしゃいでる彼たぶんいい人
15
米食えば櫃が減る減る今日炊事 明日食う分の心配尽きぬ/既読感
10
神本を捲る手を止め天仰ぎ 暫し休憩 良すぎて無理だわ
5
「この本は何でも許せる方向けです」 良いぞ任せろ全て許せる
5
起きる時変えようと思い徹夜する途中で寝ては元の木阿弥
6
上辺だけ人間関係築き上げもし壊れても舌を出す我
6
曇り空あめふるのかなふらんかな手ぶらで出たい休みの日だし
8
秋の風 受け入れるには 早すぎて 過ぎゆく夏を 抱きしめて
5
さよならを 言わず終わった 青い春 ひとりの旅で 想い出すのは
7
れがのカラスの行水とくと見よという感じの今朝の池かな
17
敬老の日の発祥は兵庫県 辞めぬ県知事嘆く老人
12
チビ猫は「ねーう」となくよ へいあん平安ふう こんびに帰りの おとうちゃんには
11
ハンカチを贈ると「きれいでもったいない」と タンスに大事にしまいこむ母>使ってくれー(笑)
19
ありふれたスイートポテトが作りたい 母の誕プレ ネタ切れである
13
星ひとつ引掛けたまま畳まれて屋台のテントが運ばれてゆく
14
コロナ明け 他人ひとと話すの 五日ぶり わたしの声も 他人みたいで
12
中庸を取るてんびん座コーヒーと牛乳の間を好む
11
ベテランのピッチャーフォームをイメージし腰に負担をかけない動作
9
スピードを競う時代は終わったと一つ一つを丁寧に積む/腰痛のため
14
目に前に 止まりしトンボに 手を伸ばす 鈍き動きに ふと手を止める
9
来週は帰ってくるかと親は訊く帰るよちょっと甘えたいから
20
涼しくて週間予報を見てみれば木曜日なんか三十六度だ
7
欲望が壊れてしまったからだろうあなたのことが分かる気がする
4
幼き日打ち上げ花火の インパクト、この胸消えず今夜 見に行く。
6
生きたよね 長い人生 生きました 年寄りたちの 共通言語
6
どうか君 幸せであれ 落ち葉拾い はしゃぐかわいい 君のまんまで
13
幼子や 青少年を 見るにつけ われら同志よ いずれ年寄り
3
年寄りの 仲間に入りて ふと思う 年寄りだとは 思ってません
6
年寄りが デイサービスに 集うとき 歌声喫茶 安保反対
6