春雷が最終ホールにとどろいてカップインした音を打ち消し
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入院した病院前を通過して一緒に入院した人とゴルフ
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こころから貴方のことに惚れましたそれは嘘ではないけどあすは
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すまほスマホより ちま猫ちゃんを みてちょうだい おひざにデーン ナデナデきぼう
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朝食後 原宿の街ながめつつ ベランダで飲む 淹れたてコーヒー(憧れ)
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蝶番 僕直すから開けてみる? 君次第だよここから先は
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もうぼくはゆめみることもゆるされず ちなみだのんではやくしにたい
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だしぬけに黄色く染まる春の空 軒下借りて夕立しのぐ
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水槽のガラス越しには想いビト 煮ても焼いても食えぬがコイよ
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石ころを拾ったつもりだったのに抜け落ちた羽をみせてこないで
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ほんとうは 詠めないんだよ 短歌なんて  ただあのひとに  なりたいだけで
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ほんとうの別れはきっと「忘却」だ覚えてる限りずうっと一緒
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億劫の底の方には臆病が根を張っているもやもやの淵
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畝の溝ねこのあしあと蜘蛛の糸さくら集め大会開催
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アキハバラ観光客の多くはアニメの店を探しがち
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とつくには  地図の上では 3cm  決して行けない 距離ではないけど
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母のためならば 苦手な電話できた 冷や汗かきつつ ちょい達成感>郵便局と薬局に電話
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ユリ持ちて 月命日に 逢ひに来た 妻の墓石に 花吹雪舞ふ
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春が来た その喜びを叫ぶため 桜は咲くし ボラは跳ねる
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最近はどうしてなのか何回も書いた文章直してばかり
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初蝶の舞う 朝の庭 花々に話しかける 祖母と幼き
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きみの手でぼくの心は開かれていま陽の当たる場所で干される
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吹いてるというよりそのへんに落ちてるみたいなきみの口笛 ぽるり
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雨の日はスキニーを穿く少しでも服が濡れないようにしたくて
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めに花を供える悲しみは慈しみあうためにあるから
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カスタードホイップ苺全部のせ 黙ってゆるす予定だけある
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欲望を恨んでみたり縋ったり イニシアチブはぐるぐる変わる
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足音と想いの混じる春の道 桜が白く染めてゆくから
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マンションのエントランスに桜舞い今年の春も盛りを過ぎる
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春の陽は真っ白すぎて眩しくて 私はずっと色のないまま
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