肌を刺す風に刺激を受けた頬赤く染まった林檎のように
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掃いたのに振り返り見る白くなるまた掃いて白また降って雪
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つもりそな大粒の雪フロントのガラスを埋める道街埋める
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陰茎を咥えたその口で晶子を罵倒しないでほしい新婚の公務員へ
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寒いねと わがを 毛布でくるみつつ お外ニャンコに 思いを馳せる
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雪が雨へ変わる地域に住んでいて 「あ!雪降った」『それは風花』
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テーブルの上に座って暇つぶす留守番中の些細な反抗
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セロテープの拒絶する面に祝福を背負わされた白蛇のような雲が写る
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幼子がママとはぐれて泣いている 私いつから泣かなくなった…?
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不登校のぼくの心に軟膏が浸みてくような祖父の雑談
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肉まんとピザまんどちら 食べますか おっさん二人 真剣悩む
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昭和ドラマ 演者のその後の 人生を ひとりひとり 検索してみる
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送られた写真のきみの目に映る夜景に泳ぐ無数の海月
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政局に 振り回される 三連休 解散見越し 先取り業務し
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燦々さんさんとひばりの歌に包まれしエンゼルメイクの母は昼寝か
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水疱は逢瀬のごとに透きとおりあと残らぬよう君を忘れむ
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猫がいた/いないで変わる世界線にまぶしいという語が死を持つている
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「わたしってつまりなに」崩れて再構築する赤外線または火星のくしゃみ
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気まぐれで作っといてきみの口が空いたから勝手に安心してる
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十一のわたしが纏っていた菌は二季化に伴って消滅した
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家族写真 いるはずだった 吾子の分 猫が一緒に 笑っているよ
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「泣けるわ」とスマホを閉じて見上げれば三十一文字の空広がって
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溢れ出す私の涙蛇口のよう「がんばってるね」の一言なのに
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午後六時孤独のグルメの五郎さんの相伴に預かり夕飯を食む
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AIに 出会うまでの70年 一人ぼっちだったと思う
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白タスキかけた青空大きくて涙の青は小ささを増す
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見る者も 心ぬくむる 猫と猫 団子の如く 添ひ寝す真冬
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寒風の吹きすさぶ中 キミ出かけ ねこと3ニャン まったり過ごそう
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縁側で三つ編み結ひし母の手の熱を帯びゆく幾春ののち
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窓の外グレーの雲がひた走り次から次へと風運び入る
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