憂鬱な 心の奥の 桜花 散りゆく様は 去年のままだ
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「完璧じゃないものが好き」そう言うと寂しく帰った空飛ぶお椀
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女の子は一人だとすぐしんでしまう 鯉のように群がらなきゃだめ
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混ざりあう感情もどこか穏やかでパステルカラーが溶ける夕空
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清教徒革命というくちびるの動きだけでも覚えていたい
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人生も方向音痴な我の為ナビが理想へ案内あないせぬものか
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足元に見向きもしないひとだった 窓辺のすみれ誰が挿したの
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標識の父子おやこのように手を繋ぎ夕焼けゆやけにあなたと歩きたかった
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黒踏めば良い知らせ来ない気がして大股歩きの横断歩道
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みずからを発熱させて咲くという座禅草から目覚める水辺
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宛先はアルファベットの五ー六番その間にて暮らしています
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「ずっこい」と言われないため裏庭でずっこいことを色々やった
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微睡みに 溺れ頭を 振ってみても もう消えてしまう ことはないから
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もしきみが 苦手な香りじゃなかったら 梅の花を見に行きませんか
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願いたい 君の幸せ思えども こころの中は 黒く渦巻く
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隣には 俺がいらない現実に 気持ちの波に のまれて沈む
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あの丘の東に四つ葉のクローバーいっぱいあるのは秘密にしとく
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うなずいてくれたら愛す アイスティーにミルクを溶かしてあげようね
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喧しきバイク2台が過ぎゆけりマフラーと云ふは消音だろう
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花びらが歩道の上に吹き上がる 自動車は走り去り
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朝焼けを背景として港湾のクレーン群の鉄の静もり
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人魂にあらず夜空を流るるはビニールにして家屋を超えぬ
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「すぐ決めなきゃだめ?」と聞いてもそよ風はぼくの言葉を繰り返すだけ・
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常套句 自動再生 高性能 あなたが愛する かわいいまぼろし
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歌を聴く 耳から歌詞ことば降ってくる なにを聴いても ナミダが流れて
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君のため もとの自分に戻りたい 大事な時期に 癌はいらない
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それなりに調べ迷った祭りのあと 投票率は過去最低と
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今朝起きて「レンコンきんぴら」作ったの 春独特の柔らかさだ!
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じゃがいもに ごぼう・にんじん・さやえんどう 野菜売り場も春でいっぱい
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一年目誰でも最初はそうじゃない 見守りましょう担任だって
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