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雨穿つ宵と炎天、アスファルト ぺトリコールと誰が呼んだか
8
地獄釜閉じてしまうな疾く逝くな夏場の厨は鬼とて堪える
8
川上に高足立ちて
居
(
お
)
る鷺の差し足歩くそのたたずまい
11
時々は笑って欲しい父の遺影あの世とこの世の境なき盆
10
甥が姉 姉が父から借りている 包容力がマトリョーシカ
10
ぐにゃぐにゃに曲がったきみのiPhoneが映し出す新しいパラダイム
9
猫吸いは ほんに心が癒される わずかな匂いのちがいも一興>おなじゴハンたべてるのにね😸😸
18
橘も 檸檬も茂るヴェランダで アヴォカドだけが萎れてしまう
7
夜明け前目覚める 老いの楽しみは 明けの明星 蜩の声
14
買い出しで
空
(
から
)
のやぐらを
眺
(
なが
)
め見て夏祭りの風お勝手で聴く
20
盆過ぎて ビールが紅葉し始める 山では鹿の鳴き声も聞く
8
グリーンヒル洒落がつかぬは江戸前よ夢よ醒めよと風の
老木
(
こぼく
)
は
14
新緑の文字を緑色で囲み都会っ子に説明する夏
9
経済︵学︶ 前提とする 人間は 欲望忠実 損得勘定 \欲望に忠実な文化 煩悩として遠ざける文化 肥満度︵W︶
14
「運命かも」 そう想いて 気持ち通い 心震えた 初対面の君
14
自社株買い ひらたくいえば 内部留保︵利益︶かくし 賃上げもせぬ 下請け泣かし
12
雨後の径花びら散らす百日紅雲間の陽射し青き実照らす
27
追想はまだ温度ではなく白刃キャットタワーの影さえ踏めず
7
時経てど 褪せるどころか 増していく 青かった夏 君がいた夏
12
花園のような民家の庭に咲くタイタンビカス人の顔ほども!
24
針見ない絶対見ない怖いから ビビりのお決まり仰向け採血
14
看護師さん「太い針」とか言わないで ビビると視界が真っ白だから
20
朝顔の 種植え時期を 間違えて まだ見ぬ花を 心待ちする
14
2歳
(
息子
)
言ううるさい黙れマジやばい悪いことだけ飲み込み早い
17
熱波来て 昼も夜も 眠れずに 窓辺の月も 汗をかくよう
9
ほぼ暦に
倣
(
なら
)
ひ 夏を終へてゆく 日の入りと蝉 猛暑を残し
24
わが袖は野辺の草にもあらなくに
秋
(
(飽き)
)
とし聞けば露けかりけり
18
休むこと集中すべき一日よ でも洗濯と昼湯とあれこれ
21
まだ明日だが 俳句の日くらい 俳句をば チャレンジしたひ 苦手なれども(どうしても頭が勝手に
三十一文字
(
みそひと
)
に
‥)
16
日の出前 いつものルーティン始めたり 洗顔・化粧水・腹筋77回
19
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