わたくしが知りわたくしを知る街が徐々に消えゆく高架化のため
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強き風に吹かれてもなほ上を向き白とくれなゐならぶ花水木
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あいまいなけしきがみえるあいまいな ひとりのひとのねむりのように
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ふるてがみ めーるあどれす えす・えぬ・えす おわればゆめと綴れば夢だ
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あめのひはあめがふるおとだけだからからっぽのうみにさかながうつる
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君なしじゃ楽しくないとか思ってた 意外にそんなことなかったわ
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降る雨に雫垂らして花びらはおおよそ溶けて無くなるだろう
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何かしら 食べたい気持ちは あるけれど 何もない部屋 カフェオレを飲む
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ウクライナ 地獄が起きてる この場所で こんな事が あっていいのか
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松ちゃんと 明石家さんま くらいしか 見ても全然 面白くない
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いずれ死ぬ 分かっているけど やっぱやる それがいいよね それが人生
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思い出し 涙を流す 日もあった 今はもうただ 君に幸あれ
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ほろ酔いで アマプラ見ながら 想うのは 君の横顔 だったりなかったり
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からみ酒 「はいはいおやすみ 」暖かい また来週も きっとからむな
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友と会い 愚痴を言ったら しばらくは 一日終わりの ハイボールでもつ
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ひとり呑み 家でのびのび ハイボール アマプラ見た後 まったりお風呂
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今クール スリーがとうとう 始まると 聞きつけ急ぎ ソロ活女子見る
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山吹の咲けるまがきのぬしや誰いさや白波玉川の岸
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校長がマスクをせずに挨拶で隗より始め こんな顔です
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こんなにも涙がいっぱい流れたらいつかは綺麗な海になるかな
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長い旅楽しんでるかな時々は私のことを見てたらいいな
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再びと 思う心と 裏腹に 静かに降りて 花散らしゆく雨
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いつの日か愛されたいと泣く我に 小さなキスをくれた白猫
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サクラみて 君とみた日を思い出す 風に散りゆく 花びら涙
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気にすんな。そいつも100年経てば骨。表面的には笑ってごまかせ
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瞬きの多さ前髪触るる指君の仕草を愛すといふこと
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雨の日の信号待ちで現れたフロントガラスに雨粒の星
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候補者を絞りきれずに政党で決めるも有りと検索をかけ
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子育てに高齢者支援飛び交って家計物価が飛んで無いかと
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一面にずどんずどんと音のして鳥は鳴いてる何も起きない
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