雨穿つ宵と炎天、アスファルト ぺトリコールと誰が呼んだか
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地獄釜閉じてしまうな疾く逝くな夏場の厨は鬼とて堪える
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川上に高足立ちてる鷺の差し足歩くそのたたずまい
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時々は笑って欲しい父の遺影あの世とこの世の境なき盆
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甥が姉 姉が父から借りている 包容力がマトリョーシカ
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ぐにゃぐにゃに曲がったきみのiPhoneが映し出す新しいパラダイム
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猫吸いは ほんに心が癒される わずかな匂いのちがいも一興>おなじゴハンたべてるのにね😸😸
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橘も 檸檬も茂るヴェランダで アヴォカドだけが萎れてしまう
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夜明け前目覚める 老いの楽しみは 明けの明星 蜩の声
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買い出しでからのやぐらをながめ見て夏祭りの風お勝手で聴く
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盆過ぎて ビールが紅葉し始める 山では鹿の鳴き声も聞く
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グリーンヒル洒落がつかぬは江戸前よ夢よ醒めよと風の老木こぼく
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新緑の文字を緑色で囲み都会っ子に説明する夏
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経済︵学︶ 前提とする 人間は 欲望忠実 損得勘定 \欲望に忠実な文化 煩悩として遠ざける文化 肥満度︵W︶
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「運命かも」 そう想いて 気持ち通い 心震えた 初対面の君
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自社株買い ひらたくいえば 内部留保︵利益︶かくし 賃上げもせぬ 下請け泣かし
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雨後の径花びら散らす百日紅雲間の陽射し青き実照らす
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追想はまだ温度ではなく白刃キャットタワーの影さえ踏めず
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時経てど 褪せるどころか 増していく 青かった夏 君がいた夏
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花園のような民家の庭に咲くタイタンビカス人の顔ほども!
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針見ない絶対見ない怖いから ビビりのお決まり仰向け採血
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看護師さん「太い針」とか言わないで ビビると視界が真っ白だから
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朝顔の 種植え時期を 間違えて まだ見ぬ花を 心待ちする 
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2歳息子言ううるさい黙れマジやばい悪いことだけ飲み込み早い
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熱波来て 昼も夜も 眠れずに 窓辺の月も 汗をかくよう
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ほぼ暦にならひ 夏を終へてゆく 日の入りと蝉 猛暑を残し
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わが袖は野辺の草にもあらなくに(飽き)とし聞けば露けかりけり
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休むこと集中すべき一日よ でも洗濯と昼湯とあれこれ
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まだ明日だが 俳句の日くらい 俳句をば チャレンジしたひ 苦手なれども(どうしても頭が勝手に三十一文字みそひと‥)
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日の出前 いつものルーティン始めたり 洗顔・化粧水・腹筋77回
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