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ひとのミス鵜の目鷹の目捜し出す コンプラ警察あげ足を取り(相撲由来語③)
10
年老いたいぬとならんで横になり声をきいてる ちゃんときこえる
8
叶うなら ちぎって捨てたい かじりたい 吸っては吐いて 吐いては吸って
3
優良印たまごを前に思うこと丁寧な暮らしってなんだろう
12
これまではあなたに手渡しできたのに「書類はすべてpdfで」
10
我が
言
(
こと
)
は 呪いの葉なり 古の 龍すら我を 畏れんやもやも
5
腹くくり仕掛けてみたら勇み足 修復LINEはしばし推敲(相撲由来語②)
7
誰と誰 持って帰るかな 三次会 溶けてなくなる バターと若者
2
季語季語語 季語季語季語季語 季語季語語 このぐらいでもう 勘弁してくれ
3
余ってる? バカ言うんじゃない 余してる 余らないなら 詠むんじゃないよ
3
さようなら また逢う日までと 言いながら 毎日君を 夢に見るかも
3
もういいよ 伝わらなくても よござんす 日本語なんて 所詮後付け
3
いいよもう そろそろ死ぬから ほっといて 幸せなんて 望んでないから
2
どうかこの時が結末なんかじゃなく ふたりの序章でありますように
8
レシピにもない 我が母の 肉じゃがの味は 唯一無二の絶品
16
粗探し そんなことより 空見上げ 夜空の星でも 数えてみたら
6
二日後の 筋肉痛に 悩まされ 今日は走るか 自問自答し
4
ヒナゲシの名うての叔母は独り身の 人を狂わす稀代の毒婦
8
ジョボジョボと心地よき音響かせる寒き日に呑む土瓶の朝茶
11
あ、ヒナゲシ いつの間にやら咲いている
罌粟
(
けし
)
の眷属
娘
(
こ
)
悪魔のよう
10
空見上げ あの日のことを 思い出す 祖父が残した 夢の続きを
14
願わくば覚めるな夢よ マジ頼む 出ちゃってんのよ、おしっこがもう
4
いつの日もきみは変わらずきみだった 北極星はえらくきれいだ
4
うしろから足音がするきょうもまた来ている母がfrom:天国
3
ドラマなら8話くらいのはずだったのにどうして ねえ、別れたくない
4
立ち上がりお尻に染みた汗を見てそれすらあなたみたいだった日
2
なあ、ウソもホントも闇に溶け出してぼくらはきっと夜になりたい
2
びっしりと蛾が羽ばたいていた町で蝶は自分を蛾だと思った
5
優しさを間違えていたおすすめを32個も教えてしまった
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ご用の際はこのピアノでソナタを弾いてください。係がまいります。
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