知恵を得しものはやさしき みづからのみを得しものはおごりけるかな
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夢のまま生きたるなれば なほかかる虚を表さむ文をかけるかな 
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1%パーの期待を持ってメール待つ 世の無常さを学んだアラ還
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この年の秋は何日あったやら暦の上で明日は立冬
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いわし雲うろこ雲とか昔日の人々海を愛していたね
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飾り付け出来ないように出来ている嘘で塗り固められた想い
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遠近おちこちの峠の雪の聞こえきて今年の秋は大急ぎです
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さまざまな よしなしごとが気にかかり 5時間ほどだが よきリフレッシュ>宇治一人旅
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定時前やらかしたこと報告し 2時間怒られ残業付ける
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ジャズを聴く ただそれだけで 大人びて 分かった顔して 目を閉じ揺れよ
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逃げ出して 卑怯者と 言われたい それで逃げが 認められるなら
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何事も過ぎ去ればただ幻と肝に銘じてラッシュ時の夜
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店内に歌声響くコーヒー屋 小さな客に頬緩む秋
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遠ければ遠いほどきらめく星のようにならない思い出たちよ
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とんび舞う 天 高き空 独り占め一鳥じめ 榛名はるなの山は 木枯こがらし間近
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晩秋に三つ違いのいとこの死 生きてるうちに顔見たかった
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三日月が 絵本のように くっきりと 秋の夜空に 弧を描きけり
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お土産で自分で買ったケーキ食べ 明日は「誕生日ケーキ」が要るよ、と念押し(笑)
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うちのは 枯れた猫草ねこくさ かじります(笑)しんせん新鮮なやつがあっても べつばら別腹(笑)
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チャルメラを固めにうでてお湯を切り ごま油かけ油そばにす
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秀吉が淀君侍らす様似たり ちょっと微妙なトランプ夫妻
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とか言って せなをまるめてゆびをもむ 湯豆腐恋し熱酒恋し
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おう来たか久しぶりだな冷た風 背筋凛とし胸はる我ぞ
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ほとけの間枯れた菊の葉ムシャモシャと齧る愛猫どや顔である/最近とみに奇行が多い(笑)
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虎や虎 いかなる御手のたわむれに の下闇に置きたるこの
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虎よ虎 藪の闇間にまぎろいて その驚異おどろきの現れなるか
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ネズミの絵すべて厳しく取り締まるウォルト・ディズニーせこい仕事
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横にいる 可愛しきみの 寝顔見て まどろむ吾に 朝陽柔らか
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罪のないつもりで生きてきましたが誰かのせいでカタストロフィ
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「君の匂い」纏う香りくすぐったあかとあおすら混ざればむらさき
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