錯乱の色した髪で夜の街走る女を見ていた三日月
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生きてれば ただそれだけで 丸儲け 明石家さんま いいことを言う
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強風の運び来る 春まがひの暖 片腕にて 出番を待つ上衣うはぎ
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どんよりと 灰色の雲 垂れ下がり 心も沈む 真冬の正午
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ウイスキーの温もりとアルコールで消えない冷たい記憶を抱きしめて
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傘立てに残された傘色褪せて帰る場所なら既に忘れた
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覚悟して 隣の家の 不祥事に 首を突っ込み やけどしてまで
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凍える夜 融雪剤を撒く凍結防止剤散布車きみを 我 ヒーローと呼び讃えたい
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取り残されたしめ縄は帰る場所など持たないようで
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現代は生きやすすぎて生き地獄淘汰してくれこんな僕など
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今ここに背中預ける君はなく眼前の敵に天命を知る
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君の目が少し淋しく見えたからなんだか僕も淋しくなった
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都会から運ばれたごみ山奥で燃やされこっそり埋められて
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布団から離れられない冬の朝仕事の憂鬱寒さと組んで
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雪玉を食らったような木々の幹 除雪車達を恨まないでね
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さみしいをさびしくないと書き直しさびしくないよさびしくないよ
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傷ものの果実は 甘く甘くなる 傷ついたひとが 強くなるごと
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ねこと朝寝 至福のときよ お互いに 先に起きられ ちょっとサミシイ
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ありがたき降っては融くる今冬も温暖化ならば憂慮あるべし
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寒中の寝具は重いが常となりそれこそ夏のタオルケットまで
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言わないと分からないこときっとある その納豆の期限は昨年
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日は過ぎるものではなくて送るもの今日を大事に送れますよう
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窓からの 寝たきりの空 肺病みの 熱におぼろも 冬の層雲
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賑やかな孫らの歓声来てみれば指さす先の部分入れ歯よ
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朝はパン 昼はパスタで 夜うどん われら米族 小麦族へと
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ブレネリは狼がでる怖いのと母と一緒に聞いている童謡うた
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忙しなく雛を世話する合鴨よ子育てお互い頑張りましょう
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健診の三日前からしおらしく過ごしてみてもほぼ意味がない
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真夜中にしんと佇む公園のブランコゆらりと揺れ朝を待つ
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ぼんやりと微睡む朝の薄明かり 雨音響き 瞼が落ちる
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