総裁は 我等平民 選べざる 早苗落ちしを 嘆くは何故に
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天気予報「体調管理に気を付けて」そうかと心に留めとく他は
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ヤクルトを飲む前うっかりブレスケア ミント風味のヤクルトとなる
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クリーニング返却箱に 入るねこ 10ニャンくらいは入りそうだな(笑)>箱でかい(笑)
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門前をちょっとひと掃き 汗ひとかき 一日一善した心地です
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増える需要、足りぬ人手の現実を我が身をもって知ることとなり
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人手無くヘルパーはもう使えぬと!それは困るよ障がい一級
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あなたには生きてられては困るのよわたしの加工知ったからには
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とびだせっゴミ収集車の音から始まり三文獲得
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やる事を やり終えてただ 雪を待つ 北国のさが アサガオ倒す
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熱々の小籠包の美味しさを知らないままに生きる猫舌/熱
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家までの道でリセットしたいから月の光を追いかけてみる/題『家』
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はしゃぐ声集めてきらめく噴水が虹を作ってゆく夏の午後/題『公園(テーマ詠)』
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行き先を決めずに飛んでる鳥たちの羽ばたく音はきっと自由だ/題『飛』
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酷暑越え樹樹きぎの緑にまもられていま立つ時ぞ曼珠沙華
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立枯れの街樹きぎに寄り添い彼岸花秋来たことをつげるがごとく
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残酷な言葉であるな「自己責任」老いてゆくのも私の罪か
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実朝の哀しみ知ってや蕎麦の花 蝶の舞いきて秋風に揺れ
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おもいでのあなたはずっと若いまま元気でいてねこころでねがう
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蜘蛛は知る巣食おうとして空見上げ秋の天空遥か深さを
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やってみて言って聞かせてさせてみてそれでミスればさすがにキレる/おい!
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街路樹の幹の足元集めよう臭き銀杏皮剥きつらい/美味しいんですけれどねー
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あのマンガ実写化なるんだってねに 喜ぶでもなし悲しくも慣れ
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おやありゃりゃあの人の歌載ってないどこか遠くへ旅に出たのか
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思い出にする気はこれっぽちもない君への想いシュッ!と弾ける
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ヒロスエが人気絶頂そのころのライブで聴いた『風のプリズム』/もう許したれ 
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『僕たちの失敗』聴いて鬱を増す森田童子のか弱き声よ
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柔らかな日差しとなった長月も過ぎ行きやっと秋も本番
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秋雨で滑って転ぶマンホール鉄にものいふ秋の夕暮れ
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落ちぶれた我が身嘆いて幾歳いくとせか後悔先に立たずが染みる
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