青もみじ 古刹に渡る 風涼し 友の奏でる ライアー優し
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いつも来るお店で少し背伸びして。初めて頼むあの子のカスタム
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昼過ぎに摂氏(せっし)20度超えたから雲引っ張って躑躅(つつじ)膨らむ
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無邪気にはしゃぐ幼き君(まご)が今 時折目を伏せ もの想うようになり
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屍は衆人環視の荼毘に付し 川に流して輪廻に託す
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愛おしむ 我が子の肌の ミルク臭 同志を求め 漁り見る句集
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ああ、これで一冊目の歌集がつくれます製本はしまうまフォトブックで
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片付けは苦手なんです埋もれてもだいたい分かる特殊能力/日々発掘
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おさな子の手を引き歩いた野辺の道 変わらぬ風情(ふぜい) 若葉萠え立ち
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道端に放り出されてたヘルメット拾って見たら実が詰まってた
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片付けは苦手なんです仕舞ったらどこへ行ったか見えないじゃない
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都行き 惑う大人の 雛鳥よ 見送る風が 翼を撫でる
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百均の百円以上を買えぬ時貧乏なんだと身に突き刺さる
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いつか皆あの世にいくのと言うけれど 生きてる今から心配しないで
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すり抜ける孤独を逃さず拾ってね、みんなに還す仕事をしてます
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春眠に 沈む鉛の 左胸 散桜紛れ 塵に微睡む
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何であれわたしを負かす後輩は頭かきつつ「番狂わせっす」
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雲の峰 青空跨ぐ ふるさとの 時代は駆ける  今日を刻みて
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歯磨き粉がえくぼをつけて見てくる。生きてこられた生きていかなきゃ。
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水溜り軽々と超えスニーカー春を探しに橋のむこうへ
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泣きながら パンを齧った そのひとに 月明かりみて 影を重ねる
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「アプリです」恋のきっかけまぶしくて 公衆電話に硬貨が落ちる
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亡くなった母が出てきたからこれが夢だと気づき起きて少し泣く
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何処(ゐづこ)から散りぬ桜花(おうか)の振り積もる路肩 見上ぐれば葉桜戦(そよ)ぐ
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わたくしの善悪の程如何ばかり猶予の今に考へもなく
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せいくらべ 孫は夫(つま)より 十センチ 高くなりけり アスパラの如く
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「善意は善意を敵意は敵意を」に「石器時代」の協議脅迫/イランアメリカ
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「コストコで  買い物すると  太りそう…」 「…そうじゃなくて  太るんだってば」
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鶯も桜もちゃんと春やってる 吾は怠惰を恥じつつ愛でる
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チビ猫の 首輪もどっか 見当たらない 買い替えどきを 知らせているか
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