鈍色も藍も茜も天を指し 空色と呼ぶ自由な君よ
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意味も読み方も知らない漢字をコピペして調べる無力さ
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風呂上り湯船に浮かぶ黒きうお 妻を想って掬い上げる
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溜息は、空色で、ほら、見えないから だから君は気付かないの、いいの
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自分の意思で会ってないのに哀れんだ目で見てくる大人さん
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食パンを片手でんで女子が行く! アニメな朝にクスッと目覚め
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君が住む街があるということ、めざましの天気予報で横浜が晴れ
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出逢えたと思う 海で街で本棚で 痛みだけが似てる貴方に
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恋の病どんな娘でもつらいから君のすきなバンドの曲聴く
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ファミマにはもう売ってないとろろそば終電帰りの霜月の夜
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墓前にて頭を垂れる父の背にこの二十年はたとせの星霜の積む
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昨年の紅葉狩りの写真見て思いを馳せる旅の前日
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早朝に重い深紅の野イチゴがつゆたたえるみずみずしさよ
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じっとする 猫も私も じっとする ストーブの前 ずっと囲んで
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雪解けてそのやさしさが咲くころに夢で逢えたら名前を呼んで
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庭先のレモンは黄色に色づいて僕のほっぺは赤くなってた
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迷いおれば 風をはらみて カーテンは 帆を上げる 今、船出をせよと
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百均の二個百円の菓子ほどで我慢がよいとようやく気付く/「菓子」
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祈り願う ただただ わがの無事ばかり 食べられないは 見ていて切ない😿(明日病院へ)
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『行けなくて御免ね」と言う再生の留守電から来る聞き慣れぬ声
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街灯に滴り落ちる傘と雨見つめる足に君の影きて
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朝なさな胃腸を白湯で温めて「目覚めなさい」と呪文唱える
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ふっくらとみがきニシンの準備終えソウルフードを仕込む冬の日
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いかずとも いつか迎えに 来るものは  敢えてたたずも 燃やし待てばと
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この小春日、三十センチの積雪とふ酸ヶ湯温泉に分けてあげたし
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折り返しの 階段降りて 一休み 踊り場あたりに ぬるめのお風呂
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枯れ葉踏む タイヤの音は 寒々と  小川の音が 澄んだ匂いで
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車にて 待つ友笑う 竦み風  灰皿に立ち くゆらせる様
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昼下がり ちらちらと飛ぶ雪虫に心ときめく冬好きの身は
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あきあかね顔に触れたり遊歩道 車輪の先に立秋ぞ来る
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