Utakata
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これやこの この身に迫りたる
末期
(
まつご
)
かな いまはうるはしき花を咲かせて
6
凄すぎる 活躍される 方を見て やっぱ自分も なんか頑張ろ
4
ピーポーが半音下がり通過して見知らぬ人の非常時を知る
44
「Utakata」の句 読み切れずとも わが心 うち解けてゆき 未来開ける
9
権力に 従属したる 民放局 初心に帰れ 皆が支えり
8
30年否60年 気候変動の「質量」換算す 待ったなし!
8
駅に来た物産展で買う菓子は送料思えば安い買い物
10
日本の妄執剥がす人なれば 濁流あれど打ち負かしたり
9
早起きは三文の徳この事よ見事な滑走歓喜を見れた
9
冬は寒くて嫌ひです 春は売切れ 夏は来ず
5
不摂生、軽すぎる君 二十歳まで生きていられる? 不安なんだよ
7
願いなら あいつに俺を殺させて おまえを地獄に連れつくことさ
11
休養は何もしないことではないと言われて足に増える鉄球
5
「学校に居なかったから」と人伝てに寝込む私にメレンゲクッキー
9
貯めたお湯がぬるくなるまでの時間が少しだけ遅くなった冬の日
6
涙星 泣きたいときは鳴けばいい いつかは渇れて 忘れてくから
19
夜一人ファミレスにいる時一番この人生が小説になる
9
明け方の 夢に出て来し 通学路 我が母も師も この世に亡きに
35
茜雲広がる風景君からの1枚今でも待ち受け画面で
24
杞憂だと片付けれたらいいのにな高伝熱な君の言うこと
7
中絶の 麻酔の身体抵抗す わが子守れど
胎
(
はら
)
は抉られ / わたしが殺しました
11
息子
(
こ
)
に言わる「子どもの心親知らず」胸痛めたか親の諍い/回顧
32
ふた
七日
(
なぬか
)
ゆきくれてゆく梅の香に弄されて満つ夜半の月かも
13
やせてきた白い石けん濡れているうちに重ねる赤い石けん
11
窓の外君の姿はもう見えない コーヒー2杯まだ温かい
7
数字との 戦い始まる 年度末 睡魔が襲う 事務所に一人
31
午後四時に ひとけまばらな カフェに寄り 塩むすびにて 寂しいランチ
25
選手らの背を追うドローンは戦場で 兵士を襲う恐怖ともなり
24
傷付けた責任をとれ叫んでる暇があるなら止血してろよ
6
手弁当レンジでチンの昼めしも 箸は自慢の津軽塗なり
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